格安SIMの歴史

格安SIMとは

格安SIMの歴史|MVNOが生まれる前と誕生後の変化

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格安SIMの歴史についてまとめたページです。

携帯電話が誕生してNTTが1強と言われた時代からスマホの誕生、そして格安SIM(MVNO)が登場してからこれまでの歴史について紹介しています。

ママ
格安SIMって600種類あるんですよね‼私だって色々勉強してるんだから🎵
ママ、その情報でさえ結構古いお話しですよ。今現在の格安SIM(MVNO)の事業者数も総務省が正式に公表しているので、そのあたりもお伝えしていきますね⭐
かず店長

格安SIMが生まれる以前の歴史

携帯電話・NTTの1強時代

日本で初めて登場した携帯電話機は、1985年9月にNTT(旧 日本電信電話公社)がレンタルを開始した「ショルダーホン」の100型です。

携帯電話機1号 ショルダーフォン100型参照:NTTドコモ歴史展示スクエアより

ママ
あ!平野ノラさんが持ってる電話ですよね!あれが携帯電話の1号機だったんですか?
これが違うんですよ💦多分ですが、平野ノラさんは101型をモチーフにして自作で作っているんだと思います✨
かず店長

平野ノラさんのショルダーフォンは100型にある丸みがないので、おそらく101型をもとに作られていると思われます。

ただ、101型だったとしても太いというか、厚みがあるので、そこはより大きかった、重たかったということをアピールするためのアレンジなのかなと予想されますね。

平野ノラさんとショルダーフォン

参照:ワタナベエンターテインメント

平野ノラさんと言えば、今風メイクをしたらイイ女すぎると話題になっていましたね。


携帯電話もメイクも時代に合わせたものが良いということを、身をもって証明してくれた出来事でしたね。

ママ
あの・・・平野ノラさんの下りって、真面目に聞いてて良いのでしょうか💦
半分真面目、半分は息抜きだと思ってもらえると嬉しいです⭐

ここからは真面目な話になります。

かず店長

 

ショルダーホンは元々自動車電話としての利用されていました。1986年に電波法が改正され、自動車以外でも自動車電話が使用できるようになりました。

そして特急列車や高速バスにも自動車電話が設置され、さらに公衆電話型の自動車電話も登場していきます。

 

1987年4月には、NTTによって携帯電話サービスが開始されました。1989年に通信自由化が施工されるまで自動車電話事業はNTTの一強状態となります。

ua・ソフトバンクの登場

auとソフトバンク

通信自由化に伴い、1988年から1989年にかけて、それまでNTT(旧電電公社)が独占していた自動車電話事業に、旧・IDOや旧・DDIセルラーが新規参入を果たします。

その後IDOとDDIセルラー地域会社がNTTドコモグループに対抗する為2000年両グループのブランドをau(エーユー)へ一本化後、同年10月にDDI(存続会社)、KDD、IDOの3社が合併して「KDDI」を発足しました。

また1997年デジタルツーカーの共通ブランドであるJ-PHONEは2001年にボーダフォングループ傘下となります。そして2006年ソフトバンクの前身のBBモバイルがボーダフォンを買収しソフトバンクモバイルとなります。

ガラケーによる写メ・着うた・ワンセグの時代

ガラケーとはガラパゴス携帯の略でフィーチャーフォンとも呼ばれます。一般的に携帯電話と言うとこのガラケーをイメージしますよね。

日本国内の携帯電話は様々な機能を取り入れ、独自の進化を遂げてきました。ソフトバンクの前身であるJ-PHONEが2000年にカメラ付き携帯電話を発売し写メが流行りだしたきっかけともなりましたね。

Sharp J-SH04 CP+ 2011.jpg

参照:ウィキペディア

また2002年に開始されたサービスで携帯電話の着信音をMP3やAACなどのフォーマットで符号化された30秒程度の長さの楽曲にするサービスもスタートしました。いわゆる着うたです。

そして地デジが普及した事により、ワンセグの機能を盛り込んだ機種まで登場するなど、日本の携帯電話は電話以外の機能も進化していくなど、海外の携帯電話とは少し違う成長を遂げていきました。

スマホの普及に伴う3大キャリアの値段の高騰

ガラケー時代だった頃に比べると、月額費用って高くなったと感じませんか?実際にスマホが普及した事により従来のガラケーに比べ月額費用は高騰しています。

これはドコモ・au・ソフトバンクはそれぞれ独自の通信回線を持っている為です。

3大キャリアは日本中どこでも通信又は通話を可能とすべく、至る所に基地局を設置しています。

携帯電話の基地局

その為各キャリアは通信・通話が安定しているのですが、基地局を設置するためにはそれに伴った費用が発生するわけなので、どうしても利用料金が上がっていくことになります。

近年では3Gから4Gへ通信技術を向上させた事も通信費用高騰の一因となっています。

格安スマホや2台持ちによる節約が始まる

スマホの月額費用が上がった事により2台持ちをされる方が増えてきました。

スマホとガラケーの2台持ち

2台持ちのメリットとしてはやはり節約できるというものがあげられます。さらに、どちらかが電池切れになっても、もう一台で何とかなるというところもメリットになりますね。

最悪1台が壊れてしまっても、2代目があるおかげでデータのバックアップ代わりになり、大切な相手の連絡先が消えずにするという点も大きなメリットになってきます。

また仕事用とプライベート用を分けて使う場合は機能がシンプルなガラケーを使い、プライベートでは動画もゲームも楽しめるスマホなどを選ぶことが可能です。

仮想移動体通信事業者(MVNO)登場後の歴史

MVNOの意味

MVNOとは仮想移動体通信事業者と言って、モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーターの略称です。無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者の事です。

格安SIM元年・初めて登場したMVNOは?

日本で初めて登場したMVNOはb-mobileと言うSIMで、日本通信の三田氏が立ち上げたビジネスモデルです。

通信事業者から設備を借りてサービスを提供するという「格安SIMの仕組みの源流」となる構想を思い描いていた三田氏。

世界初のMVNOと言われるイギリスの「ヴァージン・モバイル」も、創業者のリチャード・ブランソン氏が、飛行機で隣り合わせた三田氏の話から事業のヒントを得たというエピソードがあります。

動き始めた世界の格安SIM業界

MVNOの先進地域である欧州には多国籍のMVNOだけでなく多様なMVNOが存在します。

英国の巨大流通事業者テスコが「Tesco Mobile」と言うブランドで展開しています。

またトルコのサッカーリーグの名門フェネルバフチェは、クラブのファンに向けたMVNO「Fenercell」を運営しています。

fenercellの格安SIM

日本でも注目され始めるMVNO

日本でもMVNOが注目され始めます。

SIMも音声通話の他にデータ専用SIMやスマホとSIMのセットプラン等、様々なサービスが展開されています。

また通信回線もドコモ・au・ソフトバンクの他、ワイモバイルの4社から選ぶ事が可能です。

そして様々なプランやサービスを比較検討する価格コム等の比較サイトも充実しています。

単に価格だけでなく用途や目的に応じて自分のスタイルに合ったサービスを選ぶ事が出来ます。

本格的に普及したのはいつからか?

SIMカードの最初の規格は「フルサイズSIM」と呼ばれています。

1990年代初頭に標準化された規格で、クレジットカードサイズでした。90年代後半に「ミニSIM」の規格が登場し、携帯電話の爆発的普及に伴い広く利用されるようになりました。

参照:ウィキペディア

SIMロック解除の義務化により普及速度が加速

2018年8月28日、総務省は「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を改正しました。

格安SIMに多きな影響を与える項目として「中古端末のSIMロック解除義務づけ」の部分に注目が集まりました。

SIMロックとは例えばドコモの端末にau等他社のSIMを挿しても使えない端末の事です。これは販売手法によるものです。

キャリアはこれまで自社で調達した端末を大幅に値引いて販売し、その値引き分を毎月の利用料金で回収するというビジネスモデルをとってきました。

ママ
SIMロックなんてなければいいのにって思うんですが💦
確かにユーザー側からするとSIMロックなんてない方が良いですよね。ただ、安く売ったスマホを他社で使われたら企業側としては大打撃なので、その辺は理解してあげたいところです。
かず店長

格安SIM業界の火付け役になったMVNOは?

格安SIMで火付け役となったMVNOは「イオンSIM」です。イオンSIMはSIMだけでなくスマホとセットで2980円と言う格安プランを展開した事によりヒットしました。

これに応じてTSUTAYAもSIMとスマホのセット販売を開始しました。

新規受付が終了した格安SIM一覧

新規受付が終了した格安SIM① ぷららモバイルLTE

ぷらら

光インターネットのプロバイダーとしての印象が強いぷららですが、MVNOサービスとして「ぷららモバイルLTE」を提供していました。

しかし、2017年11月30日をもってサービス終了となっています。

新規受付が終了した格安SIM②BB.exciteモバイルLTE

ネット関連以外にも電話占いなどでも知られるエキサイトですが、MVNOサービスでは「BB.exciteモバイルLTE」を提供していました。

しかし2017年7月31日をもって提供を終了し、「エキサイトモバイル」へ自動的に契約が移行されるという形となりました。

新規受付が終了した格安SIM③ファンダム支援SIM

当初はファンダムSIMという名称の格安SIMでしたが、その後ファンダム支援SIMに名称を変更し、さらにアイストリームSIMという名前に改称されていました。

以前は収益の一部を社会貢献団体に寄付をするなどの特徴がありましたが、アイストリームSIMの時点では寄付の取り組みは無くなっていました。

新規受付が終了した格安SIM④WILLCOM CORE 3G

WILLCOM CORE 3Gは日本通信の協力で開始した格安SIMでしたが、IIJ 3Gサービスへ移管後、2017年11月30日に提供終了となりました。

他にも「3G」に関連するサービスは終了や代替えサービスへ移管するケースが増えています。

現存の格安SIMは何社あるの?

2019年3月のデータでは、格安SIM(MVNO)の事業者数は1003件となっています。

データ元は総務省が発表している「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表」の中の別紙PDFファイル内の「MVNOサービスの事業者数の推移」の項目で公表されたものとなります。

MVNOサービスの事業者数の推移

参照:総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表」別紙より

 

現時点での3代格安SIM

現在の3代格安SIMは「楽天モバイル」「mineo」そして「UQモバイル」です。

特に楽天モバイルのシェア率は圧倒的で、他の格安SIMと比べても群を抜いています。

楽天モバイルの1,480円

格安SIMのシェア率については「格安SIMのシェア率ランキング!音声プラン編とデータ専用編まとめ」の中で詳しく紹介しているので、興味のある方は確認してみてください。

格安SIM業界の今後の展望

格安SIM業界は完全に右肩上がりの業界です。

と言うのも、これだけ格安SIMに注目が集まっている現在でさえ、格安SIM利用者は約1200万回線なのに対し、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアは約1億7500万回線の契約があります。

3大キャリアの利用者数と比べると、格安SIMの利用者はほんの一部だという事が分かりますよね。

3大キャリアからの乗り換えが加速することによって、格安SIMと3大キャリアとのシェア率が逆転する日がくるのか、市場規模がどう変わっていくのかが今後の注目ポイントになっています。

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