GMOのとくとくBBで契約できるWiMAXが、20日以内の解約であれば無料で解約できるらしいという話が話題になっていますね。
その大きな理由としては、WiMAXなどのポケットWi-Fiを契約するときに、「万が一利用するエリアで速度が遅かったらどうしよう」という不安があるからです。
この不安があるために、本当はポケットWi-Fiに乗り換えたいのに、なかなか契約できない人は本当に多いです。
そんな中で、とくとくBBのWiMAXであれば20日以内は解約無料という話が出てきたので、誰だって気にせずにはいられませんよね。
今回は、そんなGMOのとくとくBBのWiMAXの20日以内の解約無料について詳しく紹介していきます。
そのあたりが注目ポイントになります。
これは読まずにはいられない内容です‼
とくとくBBが20日以内なら解約無料になる条件とは?
早速ですが、とくとくBBのWiMAXを契約したのち、20日以内なら解約できるというお話しについて紹介します。
20日以内って、いつから20日以内なのか、細かい適応条件って何なのかなど、気になる部分を確認していきましょう。
20日以内の解約条件① 大前提として「エリア○」であること
20日以内の解約が無料になる大前提として、エリア検索で「ピンポイントエリア判定が○評価」である必要があります。
この判定が「○」であることを前提として、利用状況に満足できなければ、解約違約金を無料でキャンセルできます。
「○」判定なのに満足できないことなんてあるの?と思うかもしれませんが、例えば地域としては「○」でも、家で使ってみたら速度が全然でなかったとか、職場メインで使う予定が職場はやたら遅いなど、思いもよらないところで解約したいほどの不満に直面することはあります。
そのため、「○」判定でも実際に使ってみるまでは、安心できずに不安が残ってしまうんです。
そんな中で、そもそも判定が「△」や「✖」というエリアの場合は、「あまり速度でないってわかったうえで申し込んでますよね?」という事で、この20日以内の解約金無料キャンセルは適用されません。
まずはエリア判定が「○」であることを確認しましょう。
「WiMAX2+のエリア検索をしにく」へ進み、少し下へスクロールしていくと、日本地図の画面が出てくるので、右上になる「ピンポイントエリア判定」を使ってあなたが利用するエリアを検索してみましょう。
20日以内の解約条件② お客さまセンターに事前連絡をする
20日以内の解約金無料キャンセルを適用させるためには、「解約して返品する旨をお客さまセンターに事前連絡」しておく必要があります。
例えば「使い物にならん!解約だ!返品してやれ!」と一方的に解約を希望しても、解約金無料キャンセルは適用されないという事です。
20日以内の解約を選択するほどなので、それは頭にくるような状況かと思いますが、一度冷静になって「20日以内の解約金無料キャンセルを使いたい」というむねを伝えてから手続きをすすめましょう。
20日以内の解約条件③ 20日以内に端末の返品を確認してもらう
20日以内の解約金無料キャンセルを利用する場合、申込日を1日として20日以内にWiMAXの端末を返品したことを確認してもらう必要があります。
申込日が1日だった場合、20日には返品した端末をGMO側で確認してもらうという事になります。
この場合、20日が期限なのに20日に郵送しても間に合わないので、日数に余裕をもって行動し、宅配業者にいつまでに届けるにはどうしたらいいのかを相談しながら返品を行うようにしましょう。
20日以内の解約条件④ 解約違約金以外は有料になる
20日以内の解約違約金無料キャンセルを使うと、すべてが無料になるような気になってしまいますが、実はそうではありません。
解約違約金無料キャンセルという制度は、その名の通り「解約じに発生するはずの違約金を無料でキャンセルできますよ」という制度です。
ということは、裏を返せば解約金以外は発生しますよという制度になります。
では、具体的にどんな料金が有料として請求されるかというと…
無料にならない料金
- 事務手数料の3,000円
- 月額利用料金の日割り当月分と翌月分
- クレードルを買った場合の料金
- WiMAXの端末の返送料金
この金額は全て自己負担となります。
ちょっと待ってください💦
月額利用料金の当月の日割り分を負担するのはまだ分かりますけど、翌月分も支払うっておかしくないですか⁉
翌月分なんて使ってないんだから、そこを負担するなんて納得できませんよ‼
そうですね💧
僕も同じ事を思いましたが、この内容が適用の条件になっているので、ごねたところで「書いてありますので…」と言われて終わりだと思いますよ。
それが契約というものです。
この条件も分かったうえで解約するのかどうかを判断しましょう。
さて、ここまではGMOのとくとくBBが独自に行っている「20日以内の解約違約金無料キャンセル」についてお話ししてきました。
その内容には少し理不尽さを感じる部分もあったかと思います。
そんな中で、ポケットWi-Fiなどの回線を契約する際のルールの一つに「初期解約解除制度」というものがあることをご存じでしょうか?
この「初期契約解除制度」は、法令として定められているのでその効果は絶大です。
WiMAXを使ってみたいけどエリアが心配で…という方には「20日以内の解約違約金無料キャンセル」よりも「初期契約解除制度」をおすすめしたいです。
詳細が気になる方は「電気通信サービスの消費者保護ルールの見直し」をご覧ください。
そんな「初期契約解除制度」について、「20日以内の解約違約金無料キャンセル」と比較しながら内容をお伝えしていきますね。
20日以内のキャンセルと初期契約解除の違いは?
それでは、「初期契約解除制度」と「20日以内の解約違約金無料キャンセル」の違いを重要な順番でお伝えします。
違い① 端末到着から8日以内の手続きが必要
初期契約解除制度を利用するためには「端末着荷から8日以内にWiMAX 2+と端末セット一式、そして初期契約解除書面を送る」必要があります。
この8日以内という期間が過ぎてしまうと適用されないので、端末が届いたらすぐに通信を試してみて、不便が無いか確認するようにしましょう。
ちなみにですが、8日以内の定義は「8日以内に書面を作成して発送した日が8日以内に入っていれば効力を発揮する」制度になります。
ガイドラインにあるように、発送日が分かるように特定記録郵便や簡易書留などを利用して、8日以内に初期契約解除の意思を示したことを形に残しましょう。
不安要素としては、とくとくBBの公式サイトに記載されているこの文言。
初期契約解除制度を利用する場合は、端末着荷から8日以内にWiMAX 2+端末セット一式 および 初期契約解除書面を弊社に送付願います。
端末着荷から8日以内にご返却いただければ端末代金のご請求はございません。
WiMAX 2+のご返却が確認できない場合、端末代金20,000円(税抜)を請求させて頂きます。
上記の文言を見る限り、8日以内に端末の返却が確認できない場合は20,000円が請求されるとも読めますし、送付した日が確認できれば返却したことになるとも取れます。
ココが違う
- 「20日以内の解約違約金無料キャンセル」は20日以内の手続きが必要
- 「初期契約解除制度」の利用は8日以内の手続きが必要
違い② 自己負担になる金額が違う
「20日以内の契約解除金無料キャンセル」と「初期契約解除制度」では、自分で支払う必要がある金額が変わってきます。
先にお話しした「20日以内の契約解除金無料キャンセル」で負担することになる項目は事務手数料と月額料金の当月分と翌月分、クレードルを買っていた場合の料金、そして端末の返送料金でしたね。
これに対し「初期契約解除制度」で自己負担になる料金は、事務手数料の3,000円と返送料金だけです。
端末の返却が無い場合は端末代金の20,000円円が請求されますが、普通に返却することで端末代はかかりませんから、事務手数料と送料だけが必要という事になります。
このことを踏まえて、一般的に必要になる自己負担額は以下の表のようになります。
20日以内の解約 WiMAX 2+ ギガ放題接続サービス |
20日以内の解約 WiMAX 2+ 接続サービス |
初期契約解除制度 | |
内訳 |
|
|
|
合計 | 7,263円~+送料 | 6,609円~+送料 | 3,000円+送料 |
表を見てわかる通り、圧倒的に「初期契約解除制度」の方が負担額が少なく済むので、基幹的にドタバタにはなりますが、不満があるようでしたら早めに「初期契約解除制度」を申し込みましょう。
違い③ 返却するものが違う
「20日以内の契約解除金無料キャンセル」と「初期契約解除制度」では、返却時に郵送するものが若干ですが違います。
「20日以内の契約解除金無料キャンセル」の時に返却するのもはこちら。
返却するもの
- 端末本体
- 内装箱
- 取扱説明書
- 保証書
- USBケーブル
- 電池パック(取り外せる電池の場合)
- SIMカード
送られてきたものを返すだけという印象ですね。
これに対して、初期契約解除の際に返却するものはこのようになります。
返却するもの
- 端末本体
- 内装箱
- 取扱説明書
- 保証書
- USBケーブル
- 電池パック(取り外せる電池の場合)
- SIMカード
- 初期契約解除書面
8つ目の項目に「初期契約解除書面」というものが追加されていますね。
この違いの明確な理由は分かりませんが、おそらく「初期契約解除制度」の中の決まりを守っているため書類を送ることになっているのだと思います。
「初期契約解除制度」は、書面での受付以外対応していない制度なんです。
とくとくBBは律義にもその制度を守っているため、「初期契約解除制度」を使う際は書類が必要になっていると考えられます。
「初期契約解除書面」の書き方について
「初期契約解除書面」は決まった形式が無いものですが、公式サイトには11の項目をうめて送るタイプの記入例が用意されています。
この初期契約解除書面は契約のプランが「WiMAX 2+ ギガ放題接続サービス」なのか「WiMAX 2+ 接続サービス」なのかによって違うので、あなたが契約したプランと同じタイプの書面を作成しましょう。
分かりにくい部分もあるので下にまとめておきますね。
WiMAX 2+ ギガ放題接続サービス用
【初期契約解除依頼】
※赤文字の部分を修正してご使用ください※
1.お申込日:20●●年●月●日
2.販売店名:GMOインターネット株式会社
3.販売店住所:〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
4.販売店電話番号:0570-045-109
5.サービス名:WiMAX 2+ ギガ放題接続サービス
6.通信料金:4,263円
7.上記サービスの契約解除を希望する旨の文言:上記サービスの契約解除を希望します。
8.契約解除を希望する理由 :使ってみたところ、ネットサーフィンも厳しいほどに速度が遅い環境だったため。などの理由を記載
9.GMOとくとくBB 会員ID :7桁の会員ID
10.ご契約者名(フリガナ) :契約者名(フリガナ)
11.ご契約住所 :契約時に登録した住所
12.ご契約お電話番号 :契約時に登録した電話番号
WiMAX 2+ 接続サービス
【初期契約解除依頼】
※赤文字の部分を修正してご使用ください※
1.お申込日:20●●年●月●日
2.販売店名:GMOインターネット株式会社
3.販売店住所:〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
4.販売店電話番号:0570-045-109
5.サービス名:WiMAX 2+ 接続サービス
6.通信料金:3,609円
7.上記サービスの契約解除を希望する旨の文言:上記サービスの契約解除を希望します。
8.契約解除を希望する理由 :使ってみたところ、ネットサーフィンも厳しいほどに速度が遅い環境だったため。などの理由を記載
9.GMOとくとくBB 会員ID :7桁の会員ID
10.ご契約者名(フリガナ) :契約者名(フリガナ)
11.ご契約住所 :契約時に登録した住所
12.ご契約お電話番号 :契約時に登録した電話番号
上記の内容で書類を完成させて、端末などと一緒に返却します。
用紙の形式などには決まりがありませんが、おすすめの書き方としては上記ワードにコピペして、必要な個所を修正してA4用紙に印刷するのが簡単です。
ココが違う
- 「20日以内の解約違約金無料キャンセル」は届いたものを送り返すだけ
- 「初期契約解除制度」の利用には「初期契約解除書面」も送る必要がある
違い④ 返却先が違う
返却するものがそろえば。後は一式まとめて返却するだけですが、手続き内容によって返却物の送り先に違いがあります。
「20日以内の解約違約金無料キャンセル」を使用する場合は、シンプルにとくとくBB宛てに送ればOKですが、「初期契約解除制度」を利用する際は「初期契約解除窓口」というところに送ることになります。
同じ建物の部署違いではなく、住所ごと違うので送り先住所には注意しましょう。
「20日以内の解約違約金無料キャンセル」時の送付先住所
〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
GMOインターネット株式会社 GMOとくとくBB 御中
(TEL:0570-045-109)
「初期契約解除制度」利用時の送付先住所
〒132-0024
東京都江戸川区一之江2丁目11-13
GMOとくとくBB 初期契約解除窓口 御中
4つの大きな違いを紹介しましたが、中でも8日以内と20日以外という点は絶対に間違えないように注意しましょう。
期間以内であればどちらを使うかが選べますが、適応期間が過ぎてしまったらそもそも制度が使えなくなってしまいますからね。
それでは、ここまでのお話しをもとに「初期契約解除制度」と「20日以内の解約違約金無料キャンセル」のメリットとデメリットを比較してみましょう。
「初期契約解除制度」と「20日以内の解約違約金無料キャンセル」のメリットとデメリットを比較
ここまで細かく話してきましたが、下の表を見るとどちらを使うべきかが一目瞭然で分かります。
最大のメリットとデメリット、そしてどちらを利用するべきかのポイントまで簡潔にまとめています。
20日以内の解約 | 初期契約解除 | |
メリット | 期間に余裕がある | 負担額が少ない |
デメリット | 負担額が多い | 期間が短い |
ポイント | 普通に解約するよりはかなりマシ | 適用期間内であれば圧倒的におすすめ |
上記の表を見て分かるように、「初期契約解除制度」が使えるようであれば「初期契約解除制度」を使い、「初期契約解除制度」が使えないようであれば「20日以内の解約違約金無料キャンセル」を使うという考え方がベターだと言えます。
すでに解約を検討している方は今が8日以内なのか、20日以内なのかを確認して、どちらを使えるのかを把握するところから始めましょう。
自分で調べるのは不安という方は、とくとくBBに問い合わせしてみることもおすすめします。
問い合わせ電話番号
電話番号:0570-045-109
これから契約しようか迷っている方は、8日以内の解約の可能性も意識して、契約後の荷物が届いたら早めに速度などの利用環境を確認して、万が一の解約にも備える形で手続きをすすめましょう。