CM放映などもあり、昨今は大手3社と並ぶ知名度があるワイモバイル。
充実したサポート体制と安定した電波網で、格安SIMの大手として人気を集めています。
現在ドコモをご利用中の方で、ワイモバイルが気になっている方も多いことでしょう。
しかし、実際に大手から格安に乗り換えるとなると、「デメリットはないか?」「どう手続きをしたらよいか?」など、多くの不安もつきまといます。
今回はそのような不安を解消するために、ドコモからワイモバイルへの乗り換え手続き、乗り換えるメリットとデメリットについて、詳しく解説します。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えるには?
まずは、ドコモからワイモバイルへ乗り換える際に必要な手続きについて解説します。
機種をそのまま利用する方法や、店舗とWebどちらを利用すべきかについても解説しますので、ぜひ契約の参考になさってください。
ドコモ側で必要になる手続きについて
乗り換えの際、まずドコモ側で必要になるのが予約番号の発行です。
予約番号とは、携帯番号を変えずに乗り換えるために必要な10桁の番号。
これがなければ乗り換えは成立しません。
予約番号を発行しても即解約にはならず、ワイモバイルで手続きをすることで、自動的にドコモ側が解約されます。
ドコモ側で違約金などが発生する可能性もあるので、予約番号の発行といっしょに確認しておくといいでしょう。
予約番号には約2週間の有効期限があるため、発行のタイミングも大切です。
ワイモバイル側で必要になる手続きについて
ドコモ側で予約番号を発行したら、ワイモバイル側で乗り換えの手続きをします。
S・M・Rの3つのスマホベーシックプランの中から、自分にあったものを選択しましょう。
機種購入を希望される方は、そちらも選択します。
乗り換えは新規契約扱いとなるため、法律で定められた本人確認書類の提出や、支払い方法の登録が必要です。
特に本人確認書類については、不足があると受けいれてもらえないので、充分注意しましょう。
最後にワイモバイル側が受け入れの審査を行い、それに通れば手続きは完了です。
機種はそのままで乗り換えられるの?
ドコモで購入した機種であっても、「SIMロック」さえ解除してあれば、ワイモバイルでそのまま使用できます。
「SIMロック」とは、その会社でしか使えないように機種をロックすること。
ドコモで購入した機種には、ほぼ必ずこの「SIMロック」がかかっています。
機種をそのままで乗り換えたい方は、まず「SIMロック」の解除を行いましょう。
「SIMロック」の解除は、店舗や電話の他、My docomoでも受け付けています。
店舗で申し込むメリットとデメリット
ワイモバイルはワイモバイルショップの他、多くのソフトバンクショップでも乗り換えの受付を行っています。
店舗で申し込むメリットは、対面でスタッフの解説を受けられること。
ショップによっては、設定などの手伝いを行っているところもあります。
反対に、店舗で申し込むデメリットは、余分なお金がかかる可能性が高いこと。
店舗では契約の事務手数料3,000円が請求されますが、実はこの手数料、Web手続きならば無料になります。
また設定サポートや画面シールの装着が有料の場合も。
店舗での手続きは、安心感があるものの、金銭的なデメリットが大きいといえそうです。
Webで申し込むメリットとデメリット
Webで申し込むメリットは、余分なお金がかからないことです。
先に解説したとおり、店舗では事務手数料・サポート手数料がとられますが、Webから申し込めば、そのような余分なお金はとられません。
逆にデメリットとしてあげられるのが、サポートが乏しくなることです。
対面で話せる店舗と比べると、安心感という意味ではどうしても劣ってしまうでしょう。
ただし、ワイモバイルの公式オンラインショップでは、チャットサポートを導入しています。
手続きを進めながらリアルタイムで質問することもできるので、上手く利用してみてください。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えたときのキャッシュバックは?
乗り換えにつきものなのが、お得なキャッシュバック。
では、格安SIMのワイモバイルにもキャッシュバックは存在するのでしょうか?
つづいては、ドコモからワイモバイルに乗り換えたときのキャッシュバックについて、解説します。
ドコモから乗り換えた時のキャッシュバックはあるの?
乗り換えの際のキャッシュバックには、現金や金券のキャッシュバックの他、キャンペーン割引や機種値引きがあります。
ワイモバイルでは現在、乗り換えた方に「新規割」として700円×6か月の割引を提供。
その他、公式オンラインでは、1~2万円程度の機種値引きも提供しています。
現金や金券のキャッシュバックは原則禁止されているので、おそらくどこの窓口でも難しいでしょう。
例え何らかの形で受けられたとしても、昔のような高額キャッシュバックにはならないかと思います。
ドコモ以外から乗り換えた時とキャッシュバックの内容は違うの?
ワイモバイルは、大手3社のひとつであるソフトバンクと提携を結んでおり、ソフトバンクからの移動は同じ会社間の番号移行、それ以外の会社からの移動は乗り換えとして、契約を区別しています。
ドコモはもちろんそれ以外の会社に含まれるので、扱いは「乗り換え」。
ソフトバンクからの番号移行よりも多くのキャッシュバックが期待できます。
auなどその他の会社とは同じ「乗り換え」扱いになるため、キャッシュバック内容に大きな差はないでしょう。
キャッシュバックが大きい格安SIMはココ
割引や機種値引きを含めた総合的なキャッシュバックなら、ワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルは先に解説したとおり、「新規割」と「オンラインの機種購入割引」を合わせて22,000円程度のキャッシュバックが受けられます。
加えて、PayPayが3,000円分もらえるキャンペーンも開催中です。
また、現金キャッシュバックなら、おすすめしたいのがnuroモバイル。
価格comから指定プランに申し込むと、最大で現金20,000円がキャッシュバックされます。
格安SIMをキャッシュバックで選んでいいの?
キャッシュバックは間違いなく乗り換えの魅力のひとつであり、キャッシュバックで格安SIMを選ぶことが間違いとはいえません。
ただし、キャッシュバックだけでいうならば、大手3社間の乗り換えの方が、魅力的な特典を期待できます。
そう考えると、やはり格安SIMのメリットは、月額料金の安さではないでしょうか。
サポート体制や電波の評判なども考慮したうえで、月額料金が安い会社を選ぶのが良いかと思います。
格安SIMの中には大手にはない独特のサービス・プランを提供しているものも多いので、ぜひいろいろな会社を比較してみてください。
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ドコモからワイモバイルに乗り換えた時の料金の違い
大手から格安SIMへの乗り換えを検討される方の多くは、携帯のコストカットを期待していらっしゃることでしょう。
では実際、ドコモからワイモバイルに乗り換えると、料金はどのように変わるのでしょうか?
様々なパターンについて、詳しく解説します。
スマホからスマホに乗り換えた時の料金の違い
現在、ドコモの主要なスマホ向けプランは「ギガホ」「ギガライト」の2種類。
ギガホは30GBの大容量プランであり、速度制限後も1Mbpsという速さを維持できます。
対してギガライトは1~7GBまで、データ量にあわせて料金も段階的に上がっていく、従量制のプランです。
値段はギガホが6,980円、ギガライトは2,980円から5,980円までの間で変動します。
一方、ワイモバイルのプランは、3GBのSプランが2,680円、9GBのMプランが3,680円、14GBのRプランが4,680円。
ご自分の使用量にあったプランを選べば、1台当たり1,000円~2,000円程度の節約になるでしょう。
携帯(ガラケー)からスマホに乗り換えた時の料金の違い
ドコモでガラケーを契約する際に選択できるプランは、先に解説した「ギガホ」「ギガライト」の他に、「ケータイプラン」があります。
ケータイプランは100MBまでのデータと電話の基本料金を含んだものであり、月額料金は1,200円。
そこに30秒20円の通話料が上乗せされます。
対して、ワイモバイルのスマホ向けプランは、最安のSプランでも2,680円。
ケータイプランの基本料金と比べると若干高くも感じられますが、データは約30倍の3GB利用でき、10分以内の通話も無料になります。
通話料を含めれば、ケータイプランとあまり変わらないケースも多いのではないでしょうか。
スマホから携帯(ガラケー)に乗り換えた時の料金の違い
ワイモバイルのガラケー向けプランは、「ケータイベーシックプランSS」であり、基本料金は934円です。
そこに0~4,500円の使用量にあわせたパケット料金と、30秒20円の通話料金が上乗せされます。
ドコモのスマホ向けプランが、2,980~6,980円であることを考えると、使用量によって高くも安くもなりうると言えるでしょう。
ただし、ワイモバイルのガラケーの方が高くなってしまうパターンは、通話やパケットを多く使った場合のみ。
多くのネット・通話の利用を想定している方は、あえて従量制のガラケーを選ぶことはせず、定額制のスマホに乗り換えたほうが良いかもしれませんね。
携帯(ガラケー)から携帯(ガラケー)に乗り換えた時の料金の違い
先に解説したとおり、ドコモのガラケー向けプランである「ケータイプラン」の料金は1,200円、ワイモバイルの「ケータイベーシックプランSS」の料金は934円です。
通話料は30秒20円と双方同じですが、違いはパケット料金。
ドコモ側は100MBまでが含まれた料金であり、基本料金以上が請求されることはありません。
一方、ワイモバイル側は、最大4,500円まで、基本料金にパケット料金が上乗せされます。
ガラケーからガラケーの乗り換えに関してのみは、ドコモより高くなってしまう可能性が高そうです。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えた時の8つのデメリット・注意点
大手のドコモから格安のワイモバイルに乗り換えるにあたって、やはり気になるのはデメリット。
いくら月額が安くなっても、デメリットによっては乗り換えないという方も多いことでしょう。
つづいては、ドコモからワイモバイルに乗り換える際のデメリットを解説します。
デメリット① サポートの満足度は下がる
まず一番にあげられるのが、サポート体制の差です。
老舗のドコモは大手3社の中でもトップのシェアを誇り、サポート体制も非常に充実しています。
そのドコモから乗り換えると、ワイモバイルのサポート体制に不満を覚えてしまうこともあるでしょう。
例えば、細かい所にはなりますが、ドコモのインフォメーションセンターは通話無料ですが、ワイモバイルのインフォメーションセンターは有料です。
ワイモバイルに乗り換える際には、「サポートが有料になる」「できることは自分でする」という気持ちが必要になりそうです。
デメリット② ハイスペック機種の購入は難しい
ドコモでは、10万前後のハイスペックな最新機種も積極的に取り扱っています。
しかし、ワイモバイルで取り扱っているのは主に5万前後のミドルスペックモデル。
最新機種がお好きな方、スマホのスペックにこだわりがある方は、その品ぞろえにがっかりしてしまうかもしれません。
ワイモバイルでハイスペック機種を使用したい方は、メーカーから直接購入する必要があります。
分割払いができないケースも多いので、ハイスペック機種の購入はドコモより難しくなるでしょう。
デメリット③ 家族割引は少なくなる
現在ドコモのメインプランであるギガホは、家族に人数に応じた500~1,000円の割引が、加入したスマホ全てに入ります。
さらに家族間通話も24時間無料です。
一方、ワイモバイルは家族間でも10分を超える通話は有料であり、家族割引も2台目から500円のみ。
ワイモバイルの方が家族割の種類が少なく、割引額も少額になります。
ドコモの充実した家族割システムに慣れてしまうと、ワイモバイルは物足りなく感じるかもしれません。
デメリット④ 光はそのままでは損
ドコモを契約している方の多くは、セット割がきくドコモ光を契約しているのではないでしょうか?
ワイモバイルも光とセットの割引を導入していますが、対象はソフトバンク光・SoftBank Airのどちらかのみです。
ドコモに光を残したまま、携帯だけワイモバイルにすることもできますが、それでは料金的に大きな損失です。
携帯をワイモバイルに乗り換えるなら、光の乗り換えも同時に考える必要があるでしょう。
その際の手間やお金は、デメリットのひとつになりそうです。
デメリット⑤ 一時的な出費は大きい
ドコモからワイモバイルに乗り換える際には、ドコモ側で「予約番号発行手数料」が2,000円(税抜き)、ワイモバイル側で「新規事務手数料」が3,000円(税抜き)とられます。
加えてかかってしまうのが、乗り換えた月の使用料金。
ドコモのほとんどのプランは解約時日割りにならないため、ドコモ・ワイモバイル双方に同じ月の使用料金を払うこととなります。
ワイモバイル側は日割りになるので、月末に乗り換えを行い、負担を少しでも軽くしましょう。
デメリット⑥ 手続きが面倒
どこに乗り換える際も言えることですが、乗り換えは機種変更よりも手間がかかります。
機種間のデータ移動などは同じですが、余分に発生するのがキャリアを変えたことによる設定。
例えばワイモバイルへの乗り換えならば、My Ymobile関係の設定や新しいキャリアメールの取得などが必要になります。
乗り換えの手続き自体も、機種変更よりも確認事項が多く、店舗にしてもWebにしても、ある程度の時間はとられてしまうでしょう。
デメリット⑦ 残った家族が高くなってしまう可能性がある
現在は受付を停止していますが、数年前のドコモの主力プランは「家族でデータをシェアする」形式でした。
家族で1つのパケットを分け合えるので、無駄が少ないと支持を集めたプランです。
しかしその反面、データシェアには、家族の人数が減ると負担が増えてしまうというデメリットも。
もちろん個人の契約内容によっては、プラン変更などで解決できる場合もありますが、乗り換え前には一度家族の状況も含めて相談する必要がありそうです。
デメリット⑧ メールアドレスは変わる
ドコモから提供されている「@docomo.ne.jp」のメールアドレスは、ワイモバイルへの乗り換えが成立した時点で消失します。
昨今は様々なSNSがあるので、家族や友人との連絡には困らないかもしれませんが、アカウントとして登録してある場合などは変更せねばなりません。
ご年配の方の中には、単純にメールアドレスが変わることに抵抗を感じる方もまだまだ多くいらっしゃいます。
ワイモバイル側で新しいキャリアメールはもらえるものの、デメリットの一つであることは間違いないでしょう。
デメリットから見て、こんな人にはおすすめできない!
解説してきたとおり、ドコモからワイモバイルへの乗り換えには、「時間や手間がかかる」「サービスで若干劣る部分がある」「一時的な出費がある」などのデメリットがあります。
一時的な出費は月額コストの削減で回収できますが、それ以外はなかなか解消できないデメリットです。
これらを考慮すると、「料金」とは別の部分に強いこだわりを持つ方は、ワイモバイルに乗り換えないほうが良いでしょう。
例えば、「機種のスペックに最もこだわっている方」や「とにかくしっかりサポートしてほしい方」などは、ワイモバイルではニーズが満たされず、不満を覚えてしまうことと思います。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えた時の9つのメリット
ドコモからワイモバイルに乗り換える際には、それなりのデメリットがあることが分かりました。
では逆に、乗り換えるメリットは何でしょうか?
ここからは、料金を含めたワイモバイルへの乗り換えメリットについて解説します。
メリット① 料金が安くなる
ドコモからワイモバイルへ乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなることです。
ドコモのギガライトが3GBで3,980円なのに対して、ワイモバイルのスマホベーシックプランSは3GBで2,680円。
さらにドコモの大容量プラン・ギガホは6,980円ですが、ワイモバイルのスマホベーシックプランLは4,680円です。
月額が1,000円以上減るケースが多く、年間に換算すれば数万円の割引となります。
手間などを考えても、この月額料金の差は大きいのではないでしょうか?
メリット② 格安の中でもトップクラスの電波網
格安SIMに乗り換えるというと、一番の心配事は、やはり「電波のつながり・ネットの速度」ではないでしょうか?
多くの格安SIMは大手回線の一部を借りている状態であり、ドコモと同じような速度・繋がりはとても期待できないのが現状です。
しかし、ワイモバイルはソフトバンクの電波網をまるごと使用しており、格安SIMの中でも抜群のスピード・繋がりやすさを誇っています。
ドコモからソフトバンクに乗り換えるのと同じだと考えれば、かなり不安も軽減されるのではないでしょうか?
メリット③ 電気とセットの割引がつく
ソフトバンク・auでは電気とセットの割引を提供していますが、ドコモは大手の中で唯一、そういった割引を用意していません。
ワイモバイルもソフトバンクと同じく、「ソフトバンクでんき」とセットのおうち割を提供しており、2年間毎月100円/台、3年目からは50円/台の割引が受けられます。
割引自体は少額にも感じますが、支払い設定次第では電気代でポイントを貯めることもでき、2年間で数千円の節約になります。
月額が安いワイモバイルがさらにお得に使える、うれしいサービスです。
メリット④ 端末の割引が利用できる
ワイモバイルへの乗り換えと同時にオンラインショップで端末を購入すれば、1~2万円程度の機種値引きが利用できます。
さらに、オンラインショップ限定のタイムセールや格安商品も。
端末の買い替えが非常にお得です。
ハイスペック機種の取り扱いこそありませんが、ドコモでもおなじみのXperiaやiPhoneもかなり安く手にはいります。
「ある程度の機種を安く買いたい」という方は、ぜひワイモバイルへの乗り換えを上手く利用してみてください。
メリット⑤ ワイモバ学割が利用できる!
2020年1月現在、ワイモバイルでは「ワイモバ学割」の申し込みを受け付けています。
使用者の年齢が5~18歳の場合に限り、スマホベーシックプランM・Rの料金を1年間1,000円割引。
さらに家族割引を組んだ回線も、同額の割引を受けることができます。
ドコモからワイモバイルに乗り換える場合も、もちろん「ワイモバ学割」の申し込みが可能です。
全員がMプランを選択すれば、スタート時の基本料金は3台で4,940円。
実施期間は2020年6月1日までとなっているので、ぜひこの機会に乗り換えを検討してみてください。
メリット⑥ Yahoo!系サービスがついてくる
ワイモバイルは、その名のとおりYahoo!が運営に深く関わる携帯会社であり、スマホベーシックプラン・データベーシックプランにはYahoo!プレミアムの特典が無料で付与されます。
Yahoo!プレミアムとは、Yahoo!ショッピングの還元率があがったり、無制限のバックアップサービスが使えたり、漫画・雑誌の読み放題が利用できる特典。
通常は月額462円の利用料がかかります。
こういったYahoo!のサービスがお得に利用できるのは、まさにワイモバイルならではの特権といえそうです。
メリット⑦ 10分かけ放題がセットでついてくる
デメリットをあげる中で、ワイモバイルは家族間通話が有料であることを解説しました。
しかし、それ以外の部分でいうと、実はドコモよりワイモバイルのほうが、電話を利用しやすいプランになっています。
例えば、ドコモのギガホ・ギガライトの通話料は30秒20円。オプションをつければ5分無料やかけ放題にすることもできますが、かけ放題オプションの価格は1,700円(税抜き)です。
一方、ワイモバイルのスマホベーシックプランは10分以内の通話は全て無料。
さらに1,000円(税抜き)でかけ放題にアップグレードも可能です。
メリット⑧ 多くのソフトバンクショップが利用できる
ほとんどの格安SIMは多くの店舗を持たず、Web・電話での対応をメインとしています。
ショップが充実した大手からの乗り換えに、不安を感じる方も多いことでしょう。
しかし、ワイモバイルは多くのショップを構えており、その数は2020年1月現在800店以上。
さらに多くのソフトバンクショップでは、ワイモバイルの機種変更・修理・相談などの受付を行っています。
電波と同じく、こちらもドコモからソフトバンクに乗り換えるのと同じと考えれば、不安も軽減されるのではないでしょうか?
メリット⑨ プランが明確
ドコモは家族割引の充実した良いプランを提供していますが、その反面、内容を正確に把握するのは困難です。
例えば、ギガホ・ギガライトのどちらが安いかについても、家族の人数一つで変わってしまいます。
ショップスタッフに説明を受けた時は「分かった」と思っても、後から見返すと「自分のプランが良く分からない」という方も多いのではないでしょうか?
その点、ワイモバイルのプランはS・M・Rの3種類。どれも定額のプランであり、データ量以外の違いもありません。
プラン内容の把握がしやすく、見直しも簡単です。
メリットを見ると、こんな人にこそおすすめ!
大手から格安SIMに乗り換える最大のメリットは、やはり料金です。
契約内容にもよりますが、年間数万円の節約になるケースも少なくありません。
そんな格安SIMの中でも、ワイモバイルを選ぶべきは「大手から初めて格安SIMに乗り換える方」、さらにいうなら、「大手から格安SIMへの乗り換えに不安がある方」です。
格安SIMへの乗り換えは、サポート面や電波など、多くのことがガラリと変わります。
その変化を最小限にとどめる会社が、ソフトバンクとの提携が強固なワイモバイルなのです。
格安SIMに興味があるが不安もある。
そんな方こそ、ぜひワイモバイルを前向きに検討してみてください。
ドコモからワイモバイルへの乗り換え手順(店舗編)
ワイモバイルへの乗り換えを決めた際、最後に残る不安が「実際の手続き方法」ではないでしょうか?
ここからは、ドコモからワイモバイルへの乗り換える手順について、詳しく解説します。
まずは、店舗を利用して乗り換える場合について、確認してみましょう。
手順① 必要な書類を用意する
携帯について何らかの手続きを行う際には、ドコモであってもワイモバイルであっても、契約者の本人確認書類が必要です。
免許証や保険証、マイナンバーカードなど、公的な書類の多くが本人確認書類として利用できます。
加えて、ワイモバイル側で行うのは「新規契約」。
携帯の悪用を防ぐため、その他の手続きよりも、本人確認書類の規定が厳しくなっています。
免許証やマイナンバーカードなど、顔写真がついているものの多くは一点でも受付可能ですが、保険証などは補助書類として住民票などの添付が求められます。
特に店舗で手続きを行う場合は、書類が欠けていると二度手間になってしまうため、最初によく確認しておきましょう。
手順② ドコモ側でMNP予約番号を取得する
書類が用意出来たら、ドコモ側でMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号を取得する手段は、WEB・コールセンター・店舗の3つです。
解約にかかる費用や残る家族の月額などを知りたいならば、コールセンターまたは店舗を利用すると良いでしょう。
内容について既に問題ない方は、WEBでの取得が時間もかからず最も簡単です。
また、先に解説したとおり、予約番号には約2週間の有効期限があります。
どこで発行した場合も、有効期限を確認し、期限内にワイモバイルへの乗り換えを完了させましょう。
手順③ ワイモバイルに店舗で申し込む
本人確認書類とMNP予約番号がそろったならば、いよいよワイモバイルの店舗を訪れましょう。
新規契約の際は、特殊なケースをのぞいて、契約者本人の来店が必要になります。
例え使用するのが子供であっても、名義が親ならば、親が来店せねばなりません。
また、乗り換えは比較的時間がかかる手続きであり、店舗が混みあっていることも考えられます。
確実な手続きを望むならば、WEBから希望の店舗のオンライン予約を取っておきましょう。
手順④ 申し込み後に行うこと
ひとたび店舗につけば、注意事項の解説から登録まで、スタッフが対面で行ってくれます。
登録と審査が終われば、申し込みは全て完了。
最後に、購入した本体やSIMを受け取り、データ移行や初期設定を行います。
一部店舗には、スタッフがデータ移行・初期設定を行ってくれるサービスもありますが、別途有料のケースがほとんどです。
内容をよく確認し、必要と感じたものだけ申し込むようにしましょう。
もちろん、自力でできるという方は、早々に退店し、自宅でゆっくり設定しても構いません。
店舗申し込みはこんな人におすすめ
先に解説したとおり、店舗申し込みのメリットは、対面で相談に乗ってもらえるところです。
代わりに、事務手数料や設定・データ移行に関わる料金、付属品の代金など、Webでは必要のない金額が請求される可能性も高くなります。
そんな店舗申し込みをおすすめしたいのは、スマホやプランに詳しくない方。
例えば、ワイモバイルでスマホデビューされる方、ご高齢の方などは、店舗を利用した方が安心できるかもしれませんね。
ドコモからワイモバイルへの乗り換え手順(Web編)
つづいては、Webを利用してドコモからワイモバイルへ乗り換える手順を解説します。
手数料のかからない魅力的なオンライン手続きですが、店舗と比べてどのような点に違いがあるのでしょうか?
詳しく確認していきましょう。
手順① 必要な書類を用意する
Webを利用して乗り換える場合も、店舗の場合と同じく、最初に必要書類を用意しましょう。
店舗と同じ契約者の本人確認書類に加えて、Web手続きの場合はクレジットカードが必要です。
契約者本人名義のカードのみならず、家族名義のカードでも手続きできますが、その場合は別途「支払名義人同意書の写真」・「支払い名義人の本人確認書類」が必要になります。
なお、支払い方法に関しては、契約成立後に口座振替に変更することもできます。
手順② ドコモ側でMNP予約番号を取得する
Webを利用して申し込む場合も、ドコモのWeb・店舗・コールセンターにて予約番号が取得できます。
こちらも店舗で申し込む場合との違いはないので、好みの窓口から取得し、期限内にワイモバイルでの乗り換え手続きを完了させてください。
一番時間がかからないのはWebからの取得ですが、解約金などを正確に把握したいと考えるならば、コールセンターを利用するほうが良いでしょう。
コールセンターならば、店舗のように長時間待つこともなく、乗り換えに関する注意事項をスタッフから直接聞くことができます。
問い合わせ先
- ドコモの携帯電話から
151 - 一般電話から
0120-800-000
手順③ ワイモバイルにWebで申し込む
ここからがいよいよ、店舗申し込みとWeb申し込みの違いとなります。
まずはワイモバイルのオンラインショップで好みの機種を探し、プランやキャンペーンを選びましょう。
その後、氏名・住所などの個人情報を入力し、本人確認書類の写真をアップロードします。
プランや機種の選択に不安がある方もいらっしゃるかと思いますが、その場合はチャットサポートを利用してみてください。
オペレーターとリアルタイムでやり取りできるのは、10時~24時まで。
サポートに定休日などはありません。
手順④ 申し込み後に行うこと
申し込み後、4・5日以内を目安に、購入した本体とSIMカードが自宅に郵送されます。
到着後6日以内に、ドコモからワイモバイルへの電波切り替えを行ってください。
難しそうにも思われる手続きですが、方法はいたって簡単。
指定のセンターに電話をし、申し込み時に設定した暗証番号4桁を入力します。
その後、数時間以内にドコモが解約されて圏外になり、ワイモバイルの電波が使えるようになります。
逆をいえば、切り替えを行うまでは、今までどおりドコモの携帯が利用できるので、安心してくださいね。
電波の切り替えが終われば、あとは店舗と同じく、データ移行や初期設定を行うのみです。
Web申し込みはこんな人におすすめ
Web申し込みと店舗申し込みの主な違いは、申し込み後の電波切り替えを自ら行うかどうかの差です。
もちろん、対面で説明を聞けるかどうかという違いもありますが、チャットサポートを利用すれば、その差はほぼなくなるでしょう。
一見難しそうにも思われる電波切り替えですが、実際は指定の番号に電話をして暗証番号を入力するだけ。
そう考えると、初期設定やデータ移行に大きな不安がない方は、手数料のないWeb申し込みを利用するのがお得といえそうです。
また、データ移行や初期設定は自分でせねばなりませんが、不安な場合は「ワイドサポート」という操作案内サービスにはいるという手もあります。
500円の有料オプションですが、初月は無料。
データ移行・初期設定が完了したあと解約してしまえば、お金は一切かかりません。