格安スマホの大手、ワイモバイルが連日多くのCMを流しています。
1480円とうたわれたその内容に、「本当にそんなに安くなるの?」と興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ワイモバイルと他社の料金を、手数料やキャンペーン割引も含めて3年間分の料金を徹底比較していきます。
お急ぎの方はこの表を見て料金の差を把握してくださいね
プラン | ワイモバイルを基準とした 3年間の差額 |
ワイモバイル スマホベーシックプランS |
0円(基準値) |
ドコモ ギガライト |
ドコモの方が 79,200円高い |
au 新auピタッとプランN |
auの方が 94,800円高い |
ソフトバンク ミニモンスター |
ソフトバンクの方が 132,000円高い |
大手3大キャリアと比べると、ワイモバイルの方が3年間で79,200円~132,000円安く済むという事がわかりました。
この結論だけ分かれば十分という方はワイモバイルの公式サイトへお進みください。
より詳細まで知りたいという方はこのまま読み進めてくださいね⭐
ワイモバイルの料金を3大キャリアと比較してシミュレーションした結果
日本における携帯契約数の大半は、現在3大キャリアがしめています。
3大キャリアとは言わずと知れた、au・ドコモ・ソフトバンクの有名大手3社です。
一方ワイモバイルは、格安SIMの中で知名度が高い「格安SIMの大手」と言われています。
では双方の値段差は、実際にどのくらいになるのでしょうか?
まずは、3大キャリアとワイモバイルの3年間分のランニングコストを比較していきます。
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン S」を3年間利用した時の料金をシミュレーション
ワイモバイルの最安プラン、「スマホベーシックプランS」は、10分以内の国内通話が何度でも無料、データ量は3GBのプランです。
家にネットをひいているかたなど、データ量が多くない方ならば、このプランで充分快適に利用ができるでしょう。
「スマホベーシックプランS」の基本料金は2680円です。
ここに新規契約後6か月は700円の「新規割」がはいります。
よってスタート時の金額は1980円、こちらが半年間つづきます。その後は基本料金の2680円の支払いとなります。
3年間のトータルで計算すると、総額92280円です。
通常はここに新規契約の事務手数料が3000円加算されますが、そちらは現在、オンラインで契約していただくとかかりません。
その他利用できそうな割引として、家族割とおうち割光セットがあげられます。
家族割は、家族で2台以上ワイモバイルとの契約をむすぶことで、2台目以降から永年500円引きとなります。
おうち割光セットは、ワイモバイル系インターネットの契約が条件となり、家族10台まで台当たり永年500円引きです。
多くの方が利用できそうな割引ですが、家族割とおうち割光セットの併用はできませんのでご注意ください。
ドコモを3年間使った時の料金をシミュレーション
それでは次に、3大キャリアの中でも最大手、ドコモの料金をシミュレーションしてみましょう。
ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」に一番近いドコモのプランは、「ギガライト」になります。
「ギガライト」は、1~7GBまで、使用したデータのぶんだけ料金が上がっていく従量制のプランです。
使ったぶんの支払いというお得なプランですが、何GBまでで止めるという制限はできません。
使いすぎた場合は高くなってしまうので、注意が必要です。
今回のシミュレーションでは、ワイモバイルとほぼ同条件になるよう、データ3GBまで、5分以内の国内電話はかけ放題になるオプションをつけて計算してみました。
3GBまで、5分かけ放題付きの「ギガライト」の月額料金は4680円です。
現在「ギガライト」には、特に新規契約時のキャンペーンはありません。
よって3年間の総額は168480円となります。
新規事務手数料の3000円を足すと、171480円です。
こちらに加えて利用できる割引として、光セット割・みんなドコモ割があげられます。
プランや家族人数によって割引金額が変わりますが、3名以上のドコモ利用、インターネットもまとめ、3GBまでの「ギガライト」なら、毎月1500円の割引となります。
ドコモとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
ワイモバイルとドコモの3年間のトータルの差額は79200円です。
驚くことに、ほぼ倍近くの差がつきました。
ドコモが一番お得になる、家族3人以上・ネット有りで比較しても、台当たりの差額は43200円となり、その差は歴然としています。
無料通話についても、ワイモバイルは1回10分まで、ドコモは5分までです。
さらにドコモでは解約金システムが残っていますが、ワイモバイルからは完全に撤廃されました。
プラン内容においても、ワイモバイルに軍配があがりそうですね。
auを3年間使った時の料金をシミュレーション
つづいては、三太郎のCMが人気のauと比較していきましょう。
ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」と最も近いauのプランは、「新auピタッとプランN」となります。
ドコモと同じく7GBまで値段が変動する従量制のプランであり、使いすぎてしまった場合は高額となってしまいます。
auにおいても「スマホベーシックプランS」に近づけるため、5分以内通話を無料にするオプションをつけ、4GBまで利用した場合の料金でシミュレーションしていきましょう。
同条件の3GBで比較したいところですが、1GBの次が4GBまで同料金のプランとなっているため、今回は4GBを採用しました。
5分以内通話無料4GBまでの「新auピタッとプランN」は、月額料金が5180円となります。
契約後最初の12か月は通話オプションが200円割引になるので、スタートの金額は4980円、13か月目からは5180円です。
3年間の総額は184080円、新規事務手数料の3000円を足すと、187080円となります。
他社と同じく、auにも「auスマートバリュー」「家族割プラス」という、家族割引・光とのセット割引があります。
契約台数によって変動がでますが、家族で3台以上契約、ネットもまとめることで、4GBまでの「新auピタッとプランN」に毎月1500円の割引を入れることができます。
auとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
auとワイモバイルの3年間トータルの差額は94800円となり、やはり倍近くの格差がつきました。
ドコモと同じく、auが一番お得になる、家族3人以上・ネット有りの条件で比較しても、台当たり58800円の差額となります。その差はあまり縮まりません。
データ量においては、4GBで計算したauが多少有利と言えるかもしれません。
しかし、かけ放題はauが1回5分、ワイモバイルが10分と、電話の面ではワイモバイルに軍配があがります。
さらにauもドコモと同じく、解約金システムが未だ存在しています。
解約金の面で見ても、縛りのないワイモバイルは有利と言えそうです。
ソフトバンクを3年間使った時の料金をシミュレーション
最後に、ソフトバンクを利用した際の料金をシミュレーションしてみましょう。
ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」に一番近いソフトバンクのプランは「ミニモンスター」になります。
前の2社と同じく従量制のプランですが、ソフトバンクの場合は上限が50GBと大容量になります。
そのぶん使いすぎた場合の金額も上がってしまうので、注意が必要です。
「ミニモンスター」においても、「スマホベーシックプラン」に近くなるよう、5分以内通話無料のオプションをつけ、2GBまででシミュレーションしてみましょう。
5分以内通話無料3GBまでの「ミニモンスター」は、月額料金が6,480円となります。
そこに「1年おトク割」が適用となり、12か月間1000円の割引がはいります。
よってスタートは6980円、13か月後からは6,480円です。
3年間の総額は275280円、事務手数料3000円を足すと224,280円となります。
その他使用できる割引として、インターネットとセットの「おうち割光セット」があげられます。
「ミニモンスター」利用の方なら、永年1000円の割引を受けることが可能です。
ソフトバンクとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
ソフトバンクとワイモバイルの3年間トータルの差額は132,000円となりました。
両社にインターネットとのセット割を適用しても、差額は114,000円です。
3大キャリアの中で一番の差となりましたが、この理由にはソフトバンクとワイモバイルが系列会社であることが挙げられるでしょう。
ソフトバンクとワイモバイルは提携関係が強く、現在ではソフトバンクショップでワイモバイルの契約を結ぶことも可能となっています。
さらに両社の料金プランを考慮すると、データ量が少ない方はワイモバイル、多い方はソフトバンクがお得になることが多いようです。
実際に、使用状況によっては、ソフトバンクショップ店頭でワイモバイルへの移動をすすめられることもあると言います。
使用データ量が少なめの方はワイモバイル、多めの方はソフトバンクと、はっきりとした道筋を打ち出していると言えるでしょう。
逆に使用データが少ない方がソフトバンクを契約すると、大きな損失になってしまいます。
【結論】3大キャリアと比べると、ワイモバイルが圧倒的にお値打ち
3大キャリアとワイモバイルの比較はいかがでしたでしょうか?
その差額に、ワイモバイルの実力を実感された方も多いのではないでしょうか?
3大キャリアとワイモバイルを比較すると、3年間で8万から13万程度の圧倒的な差が生まれます。
安くなりそうとは思っていても、実際にこれだけの差額を見ると驚いてしまいますね。
3年間でこれだけの金額が浮けば、ちょっとした旅行やスマホの買い替えまで、いろいろなことが叶えられます。
コストを下げたいと検討している方は、ぜひワイモバイルを視野に入れてみてください。
プラン | ワイモバイルを基準とした 3年間の差額 |
ワイモバイル スマホベーシックプランS |
0円(基準値) |
ドコモ ギガライト |
79,200円 |
au 新auピタッとプランN |
94,800円 |
ソフトバンク ミニモンスター |
132,000円 |
ワイモバイルの料金をライバル格安SIMと比較してシミュレーションした結果
3大キャリアには圧勝したワイモバイルですが、他の格安SIMと比較した場合はどうなるのでしょうか?
ここからは、格安SIMの代表として、UQモバイル・楽天モバイル・LINEモバイルの3社とワイモバイルを比較していきます。
UQモバイルを3年間使った時の料金をシミュレーション
まずはワイモバイルと並ぶ格安の大手、UQモバイルの費用をシミュレーションしてみましょう。
UQモバイルではワイモバイルの「スマホベーシックプランS」と非常によく似た「スマホプランS」があります。
データ量は3GBとなっており、解約料金もかかりません。
ただしUQモバイルの「スマホプランS」は、オプションなしの場合、通話料が30秒20円となります。
ここでは同条件にするため、10分以内通話定額のオプションをつけて試算しました。
10分通話定額のオプションをつけた「スマホプランS」の月額料金は2680円です。
新規契約向けのキャンペーンは現在のところありません。
3年間の総額は96480円、新規事務手数料を足して99480円となります。
UQモバイルにもワイモバイルとほぼ同様の家族割引があり、家族で複数台契約の場合、2台目以降は500円割引になります。
インターネットとセットの割引は現在提供していません。
UQモバイルとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
UQモバイルとワイモバイルの3年間トータルの差額は、7200円です。
やはり大手ほど差はなく、非常に僅差となりました。
同条件にした場合、データ量3GBプランの基本料金はまったく同じになります。
7200円の差額は、キャンペーン割引の違いによって生まれました。
UQモバイルとワイモバイルに関しては、キャンペーンの差で料金が逆転することも充分考えられます。
契約を検討する際は、ぜひ最新のキャンペーン情報をチェックしてください。
LINEモバイルを3年間使った時の料金をシミュレーション
続いては、LINEが運営するLINEモバイルの料金をシミュレーションしてみましょう。
LINEモバイルには幾つかプランの種類がありますが、ここでは比較のため、「コミュニケーションフリープラン」で試算します。
「コミュニケーションフリープラン」は、指定のデータ量と音声通話機能が利用できるプランです。
加えて、特定のSNSが使い放題になる特典が付与されています。
通話については、オプションをつけない場合、30秒20円されるシステムです。
ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」と同条件にするために、データは3GB、10分以内の国内通話定額オプションをつけて比べてみましょう。
10分かけ放題・3GBの「コミュニケーションフリープラン」は、月額料金が2570円となります。
さらに現在LINEモバイルでは、5か月間基本料が半額になるキャンペーンを開催中です。
こちらを適用させて、スタートの金額は1725円、6か月目からは2570円に戻ります。
3年間の総額は88295円、新規事務手数料を含めると91295円です。
LINEモバイルには2年契約がはいりますが、違約金は1000円のみとなります。
縛りがある点はネックですが、さほど大きな問題にはならないでしょう。
LINEモバイルとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
LINEモバイルとワイモバイルの3年間トータルの差額は985円です。
僅差ですが、初めてワイモバイルより安くなる結果となりました。
LINEモバイルは5か月間基本料金半額のキャンペーンが魅力的であり、かつ基本料金でもワイモバイルを若干上回る安さです。
指定のSNSが使い放題という、LINEらしいサービスも嬉しいポイントと言えるでしょう。
LINEモバイルでは、値段についてのユーザー満足度が高いという調査結果も発表されています。
コスト重視の方は、ぜひLINEモバイルもあわせて検討してみてください。
楽天モバイルを3年間使った時の料金をシミュレーション
最後に比較するのは、昨今ニュースで話題の楽天モバイルです。
ワイモバイル「スマホベーシックプランS」に近い楽天モバイルのプランは、「スーパーホーダイ」になります。
「スーパーホーダイ」は、指定のデータ量と10分以内の国内通話定額がパックになったプランです。
最大の特長は、データ量を使い切った後、速度制限時のスピードです。
楽天モバイルの速度制限時のスピードは1Mbpsとなっており、これは他社の約8倍にあたります。
ライトユーザーの方なら、ほぼ速度制限を感じずに使用することができるでしょう。
楽天モバイルの「スーパーホーダイプランS」はデータ量2GBとなります。
ワイモバイル側よりも少なくなりますが、一番近い条件ということで、こちらで試算を行います。
楽天モバイルの「スーパーホーダイS」の月額料金は2980円です。
さらに楽天会員なら、12か月1500円割引になる特典がつきます。
楽天会員の登録は無料なので、楽天モバイルを利用する方は必ず登録しておきましょう。
割引を適用し、スタートの金額は1480円、その後13か月めからは2980円となります。
3年間総額は89280円、新規事務手数料を含めて92280円です。
「スーパーホーダイ」には違約金がありません。
さらに楽天会員のランクがダイヤモンドならば、12か月間500円の割引が上乗せされます。
楽天をよく使う方には、嬉しい特典になりそうですね。
楽天モバイルとワイモバイルの3年間のトータルの差額はこちら
楽天モバイルとワイモバイルの3年間トータルの差額は0円となりました。
キャンペーンなどの内容は違うものの、3年間で比べると同じ額の支払いとなります。
プラン内容を比較してみると、データ量2GBの楽天モバイルは若干不利と言えるかもしれません。
ただし、データ量を使い切ったあとの速度など、魅力的な特典も多くついています。
インターネットの有無や通販サイト楽天の利用頻度など、色々な観点から比較検討していく必要がありそうです。
【結論】料金だけで見ると安いのはこの格安SIM
今回比較した格安SIMの中で最安となったのはLINEモバイルでした。
その安さは、顧客の満足度のアンケートなどにも如実に表れています。
反対に一番割高となったのはUQモバイルであり、楽天モバイルとワイモバイルは現在同等となっています。
ただし、どの会社も差額は数千円程度にとどまっており、圧倒的な差は生まれませんでした。
プラン | ワイモバイルを基準とした 3年間の差額 |
ワイモバイル スマホベーシックプランS |
0円(基準値) |
UQモバイル スマホプランS |
7,200円高い |
LINEモバイル コミュニケーションフリープラン |
985円安い |
楽天モバイル スーパーホーダイプランS |
0円(差額なし) |
3大キャリアとワイモバイルとの比較では、ワイモバイルが圧倒的に安くなりました。
しかし格安SIM同士の比較においては、価格のみで判断をするのは難しいと言えそうです。
料金だけでは決められない!そんな時の選び方のポイントを紹介🎵
格安SIM同士は値段に大きな差がなく、料金だけで判断をつけることは困難です。では料金以外に、各社の長所はどのような点になるでしょうか?
ここからは、格安SIM各社の魅力をご紹介していきます。ぜひ自分にあった1社を見つける参考にしてみてください。
ワイモバイルの料金以外の魅力
ワイモバイルの大きな魅力は、なんといってもソフトバンクとの提携関係でしょう。
格安SIMと大手の差として、値段以外で1番にあげられるのが、サービスの差です。
キャリアのアドレスがない、店舗がない、通信速度が遅いなど、改善はしてきているものの、大手と格安SIMには未だ歴然とした差があります。
ところがワイモバイルにおいては、大手ソフトバンクとの提携により、ほとんど差をなくすことに成功しました。
前述のとおり、ソフトバンクショップの多くでワイモバイルの手続きができるようになりました。
ワイモバイルの名がついたキャリアアドレスも完備しており、通信網もソフトバンクと同じものを使用しています。
値段は格安だがサービスは大手に近い。
これがワイモバイル最大の魅力と言っても過言ではありません。
ワイモバイルはこんな人に選ばれている
ワイモバイルは格安SIMながら、大手に近いサービスを受けられる点が魅力的です。
そんなワイモバイルを選択する方は、3大キャリアから初めて乗り換えする方が非常に多いです。
格安SIMでコストダウンはしたいが、今までと大きな差が出るのは困る。
店舗で案内を受けながら、格安SIMに移行したい。
そんな「価格」と「品質」の両方を求める方には、ワイモバイルがおすすめです。
現在3大キャリアを利用中の方は、3年間で10万近くを浮かせるチャンスです。
ぜひ前向きに検討してみてくださいね。
UQモバイルの料金以外の魅力
UQモバイルの大きな魅力は、ワイモバイルと同じく、大手と提携関係にあることです。
UQモバイルはauと提携関係にあり、電波はauと同等のものを使用しています。
有料オプションにはなりますが、キャリアメールの提供も可能です。
UQモバイルの専門店舗こそ少ないものの、家電量販店などに多くの窓口も構えています。
ワイモバイルと同じく、格安ながら大手に近いサービスが期待できるでしょう。
ではワイモバイルにはないUQモバイルの魅力は一体何になるでしょうか?
その代表として挙げられるのが、「節約モード」です。
「節約モード」とは、名前のとおり通信速度を「節約」するモードとなっており、UQモバイルのアプリで簡単に設定ができます。
速度は300Kbpsに制限されますが、なんとその間はデータ量の消費がされません。
動画再生は厳しいですが、SNSやネット検索などには十分な速度です。
ライトなスマホユーザーにはぴったりの嬉しい機能と言えるでしょう。
あえて低めのデータ量を契約し、節約を狙うことも可能です。
UQモバイルはこんな人に選ばれている
UQモバイルはワイモバイルと同じく、格安ながら大手に近いサービスを受けられる点が魅力的です。
特にauとほぼ同じ電波網を利用している点は、大手と遜色ない速度が期待できるでしょう。
そんなUQモバイルには、ワイモバイルと同じく、3大キャリアから初めて乗り換えをする方が多く集まっています。
さらにワイモバイルと差別化した「節約モード」が大きな魅力の1つです。
動画やゲームなど、重たいコンテンツの利用が少ない方は、ぜひUQモバイルを検討してみてください。
LINEモバイルの料金以外の魅力
続いては、LINEモバイルの魅力について解説していきましょう。
LINEモバイル最大の魅力は、なんと言ってもSNSとの抜群の相性の良さです。
前述のとおり、LINEモバイルのプランには、指定されたSNSが使い放題のものがあります。
対象サービスは現在、LINE、twitter、facebook、instagramの4つです。
昨今、出先で確認するアプリと言えば、やはりSNSが多いのではないでしょうか?
SNSが高速通信で使い放題になる点は、大きな魅力と言えそうです。
さらにLINEが運営している格安SIMらしく、LINE各サービスとの相性が抜群です。
例えば、LINEアプリの年齢認証機能もその1つです。
年齢認証機能が使用不可の場合、ID・電話番号検索など、一部の機能が使えません。
LINEを日常的に使う方にはかなり不便な影響ですが、実はほとんどの格安SIMでは使用不可となっています。
格安SIMの中でLINEの年齢認証に対応しているのは現在ワイモバイル、そしてLINEモバイルのみです。
LINE MUSICが聞き放題になるプランも用意しており、まさに「LINEのための」格安SIMと言えそうです。
LINEモバイルはこんな人に選ばれている
LINEモバイルは、その価格とSNSとの相性の良さが魅力です。
さらにはLINE関係のサービスが使いやすく、LINE MUSICなどを使用している方にもおすすめです。
価格面で最安というのも、忘れてはならないポイントですね。
LINEモバイルは、SNSの利用が多い方、コスト重視で格安SIMを選びたい方に多く支持されています。
「SNSはストレスなく利用したい!」「とにかく安くしたい!」という方には、一番におすすめしたい格安SIMです。
楽天モバイルの料金以外の魅力
最後に楽天モバイルの魅力をご紹介していきましょう。
楽天モバイルの大きな魅力は、先にご解説した、速度制限時のスピードです。
楽天モバイルの速度制限時のスピードは1Mbps、UQモバイルの節約モードの約3倍、一般他社の約8倍となります。
これは、低画質の動画ならば問題なく再生できてしまうスピードです。
UQモバイルの「節約モード」では動画再生が厳しいことを考慮すると、より高品質と言えるのではないでしょうか。
高速通信をさほど必要としない方ならば、速度制限をほぼ感じることなく使用できるでしょう。
UQモバイルと同じく、データ量が少なめのプランで節約を狙うこともできそうです。
ただし、混雑時(12時~13時・18時~19時)は、UQモバイルの「節約モード」適用時と同じスピードになります。
自らの使用する時間帯、内容を把握したうえで検討する必要がありそうです。
楽天モバイルはこんな人に選ばれている
楽天モバイルにおいては、速度制限のストレスを最小限に抑えたプランが最大の魅力となっています。
UQモバイルの「節約モード」よりも利用できる幅が広く、多くのスマホユーザーにとって嬉しいポイントとなるでしょう。
さらに、楽天モバイルは「4つめの大手キャリア」として名乗りを上げている最中です。
今後、サービスやプランがより良くなっていくことが期待されます。
解約金の設定もないので、今後に期待して「先取りした契約」もおすすめです。
もちろん通販サイト楽天との関係も深く、ヘビーユーザーの方には割引などの特典が加算されます。
楽天が好きという方には、間違いのない格安SIMです。
【結論】格安SIM選びで迷った時の決め手はコレ
格安SIM各社の特長はいかがでしたでしょうか?
格安SIMの入門としては、大手と提携関係のあるワイモバイルかUQモバイルがおすすめです。
中でも、高速通信を必要としない方は、UQモバイルを検討してみてください。
SNSをよく使う方には、SNSと相性の良いLINEモバイルがおすすめです。
データ量を気にせずSNSを楽しむことができ、LINEサービスとの連動は抜群です。
ストレスなく使用でき、かつコストも抑えていけるでしょう。
楽天モバイルは、独自プランで速度制限のストレスを軽減しました。
今後の動向にも期待がかかるので、気になる方は今のうちの契約をおすすめします。
プラン | ワイモバイルを基準とした 3年間の差額 |
おすすめポイント |
ワイモバイル スマホベーシックプランS |
0円(基準値) | 初めての格安SIM向き |
UQモバイル スマホプランS |
7,200円高い | ライトユーザーにピッタリ |
LINEモバイル コミュニケーションフリープラン |
985円安い | SNSとの相性抜群 |
楽天モバイル スーパーホーダイプランS |
0円(差額なし) | 速度制限の緩さが人気 |
まとめ
格安SIMにおいては、3大キャリアと比較して大幅なコストカットが可能です。
驚くべきことに、その差額は3年間で10万円前後にも達します。
一方、格安SIM同士の価格差は、現在のところほとんどありません。
各社の特徴を考慮し、自分に適した会社と契約することをおすすめします。
3大キャリアのサービスが似通っていく中、独自のサービスを進化させ続ける格安SIMには、多くの魅力が秘められています。
ぜひ自分にあった1社を発掘して、「コスト」と「サービス」の両立したスマホライフを送ってくださいね。
大手キャリアと比較
プラン | ワイモバイルを基準とした 3年間の差額 |
ワイモバイル スマホベーシックプランS |
0円(基準値) |
ドコモ ギガライト |
79,200円 |
au 新auピタッとプランN |
94,800円 |
ソフトバンク ミニモンスター |
132,000円 |
格安SIM同士で比較