楽天モバイルではスマホやタブレット以外にもルーターが販売されています。
楽天モバイルのルーターってどうなのかな?と思って調べてみると、ルーターが2種類ある時点でどちらを調べるべきなのか?普通はどちらを買うものなのか?という点で迷いますよね?
仕方ないので2機種とも調べてみても、
と混乱することになります。
楽天モバイルで販売しているのルーターの特徴
楽天モバイルで販売しているルータは、「Aterm MP01LN」という機種と「Aterm MR05LN」という機種の2種類です。(2019年9月時点)
この2機種のルーターは、どちらもNECが出している製品です。
そのため、中国メーカーや韓国メーカのWi-Fiルーターを使いたくないという利用者から安心して使えると好評です。
Atermシリーズってどうなの?
そんな安心のNECが出しているAtermシリーズは、いったいどんな商品を取り扱っているのでしょうか?シリーズとしての評価は高いのでしょうか?
Atermシリーズで有名な製品はWi-Fiルーターです。
光回線などの固定のネット回線を引いたときに電波を飛ばす無線ランですね。
特に固定回線用のルーターは人気で、家電量販店でもよく見かけるルーターです。
そんなWi-Fi系に強いAtermのモバイルルーターであれば、その辺のルーターよりも信頼できると考えて間違いないでしょう。
Aterm MP01LNの特徴
「Aterm MP01LN」はドコモ系の格安SIMと、au系の格安SIMで使えるルーターです。
ソフトバンク系の格安SIMでは使えないので、ワイモバイルなどのSIMを使う時は注意が必要です。
最大速度は受信で150Mbps、送信で50Mbpsなので、格安SIMでの利用なら十分な速度の規格だと言えます。
連続通信時間は最大で約10時間なので、長時間の稼働にも対応してくれます。
SIMのサイズはnanoSIM対応なので、現状の最も主流のSIMに対応しているので、どこの格安SIMと契約してもSIMが対応しないのでは?という心配はありません。
重さは約71gと軽量なので、持ち運びに便利なモバイルルーターとして人気です。
Aterm MR05LNの特徴
「Aterm MR05LN」はドコモ系の格安SIMとau系の格安SIMに対応するルーターです。
最大速度は受信で375Mbps、送信は50Mbpsとなります。なかなか375Mbpsを出せるSIMはありませんが、最大速度が速いということは、それだけ機能に余裕があるという事で安心感がありますね。
連続通信時間はWi-Fi接続で約14時間、Bluetooth接続で約30時間の利用が可能です。
Bluetooth接続とは?
Bluetooth接続は、省電力で通信可能な接続方法です。最大速度が3Mbpsまで落ちるので、高速通信よりも利用時間を優先したい時におすすめの接続となっています。
SIMカードはnanoSIMなので、現状の主流のSIMで利用できます。
また、デュアルSIMに対応しているので、2枚のSIMを入れておいて、シーンによってSIMを切り替えることも可能です。
デュアルSIMは楽天モバイルとの相性が良い
デュアルSIMの活用場面は会社名義のSIMとプライベートのSIMを入れておき、仕事中は会社名義のSIMを使い、仕事以外の時間は個人名義のSIMを使うなどの切り替えに利用されます。
しかし、スーパーホーダイを契約している場合、少し特殊な利用方法が可能になります。
スーパーホーダイの魅力はデータを使い切っても1Mbpsで使い放題という点なので、メイン利用をスーパーホーダイにしておく方は増えています。
しかし欠点があって、12時台と18時台の速度規制が300Kbpsという厳しい規制になることです。
そこで、イオンモバイルなどの500円代のデータ専用SIMを2枚目として入れておき、12時台と18時台だけ切り替えて使うという速度規制対策ができます。
時間や状況によってどちらかが遅すぎるなんて時は出てくるので、そんな時も切り替えて使える便利さがあります。
重さは115gなので、重すぎではないですが気持ち重いかな?と感じる質量です。
重さの分は機能が詰まっているという認識で間違いないと思います。
どっちのルーターがおすすめ?
ここまで「Aterm MP01LN」と「Aterm MR05LN」の特徴を紹介してきましたが、結局のところいったいどちらがおすすめなのでしょうか?
「Aterm MP01LN」と「Aterm MR05LN」であれば選び方はとても簡単で、
選び方
- 軽さ重視なら「Aterm MP01LN」
- 機能重視なら「Aterm MR05LN」
となります。
細かいことを言い出せばまだまだ違いはありますが、実用的な面で選ぶ基準を上げるなら概ねこの選び方で間違いありません。
楽天モバイルのルーターの評判
さて、これで楽天モバイルで売っているルーターの理論上の魅力はわかってきました。
しかし、最も重要かつ気になることは「利用者がどう感じているのか」という事ではないでしょうか?
そこで、この項目では「Aterm MP01LN」と「Aterm MR05LN」を利用した方たちの評判・評価を紹介しておきます。
実際のところどうなのかは最重要ポイントなので、必ず目を通しておきましょう。
Aterm MP01LNの速度やバッテリーの評判
まずは「Aterm MP01LN」の評判を見ていきましょう。
充電しながら使えない!
今まで使っていたモバイルルーターは充電しながら使えましたが、この端末は電源を切ったり休止したりしないと充電ができなくてビックリしています。
持ち運ぶ時だけ使うならコンパクトで使いやすいですが、家でも使うとなると充電でしながら使えるルーターの方がおすすめかなと思います。
速度十分☆
ちゃんと速度が出てくれるかな?と不安がありながらも購入してみました。
しかし!スーパーホーダイで使う時点でスマホ利用でも速度なんて大して出ないんだったと拍子抜け( ̄  ̄lll)
スマホに入れたときと同じくらいの速度は出ていたので、速度に不満があるとしたら、それはルーターへの不満ではなくて、超高速通信を契約できない自分への不満でございます(;´∀`)
電池は5時間くらい
バッテリーの持ちについてですが、1日に5時間くらいは使えている感じです。
まだ1年程度しか使っていないので、この先どのくらいのペースで電池の寿命がくるのかという心配はありますが、現状は十分使えています。
利用者の評判から実際の利用状況を確認すると、
リアルな利用状況
- 速度には満足
- 電池は5時間くらい持つ
- 充電しながらは使えない
という特徴が見えてきました。
「Aterm MP01LN」は持ち運び用の小型ルーターなので、充電をしっかりしたうえで持ち運ぶ形で運用するのがベストだと分かりましたね。
Aterm MR05LNの速度やバッテリーの評判
続いて「Aterm MR05LN」の評判も確認しておきましょう。
充電は1日1回で十分
バッテリーは大体8時間くらい使ってもまだ電池があるので、1日1回の充電で十分利用できています。
充電し忘れて「しまった!」って時も、充電器を持って行けば充電しながら通信できるので安心です。
速度はスマホ利用と同等
スーパーホーダイのSIMを入れて利用しています。
速度は良い時なら15Mbps程度は出ているので、このルーターのせいで遅くなるとかはなさそうです。
そして、込み合う時間帯が速くなるかもと少しだけ期待していましたが、こちらも普通に速度制限がかかって遅くなりました。
良くも悪くもスマホで使う時と同じような速度だと感じています。
ポケットサイズ
超小型のルーターと比べると少し大きいかな?って感じていたので、持ち運びがどうなるか心配でした。
実際使い始めると、ズボンのポケットに入れて持ち運べているので、サイズ的な問題はなかったです。
利用者の評判から実際の利用状況を確認すると、
リアルな利用状況
- 速度には満足
- 電池は8時間くらい持つ
- ポケットに入れて持ち運べる
という特徴が見えてきました。
デュアルSIMを使う人は少ないので、「Aterm MR05LN」を利用するなら電池の持ちの良さと使いながら充電できるという点を重視して選ぶことになります。
まとめ
楽天モバイルで購入できるルーターは「Aterm MP01LN」という機種と「Aterm MR05LN」という機種の2種類です。
どちらの製品もNECが出しているルーターなので、国内メーカーという安心感があります。
選び方は持ち運びに特化するなら「Aterm MP01LN」で、家でも使う機会がある方なら「Aterm MR05LN」という選び方で概ね大丈夫です。
どちらの機種も楽天モバイルで買うのと他で買うのと大した値段の差はないので、一括購入の予定でしたらネットショップで手に入れるのも良いと思います。
楽天モバイルで購入する場合は分割購入ができるので、選べるなら分割が良いという方は楽天モバイルの契約とセットで購入しましょう。