iPhone11は5Gに対応するのか?
そんな噂が飛び交うほどに注目されている5Gですが、実際のところiPhone11には搭載されたのでしょうか?
これからiPhone11を購入するか検討中の方にとっては非常に気になる情報ですよね。
そんな中で、実際5G対応のメリットについて、ご存知の方は少ないのではないでしょうか?
今回は5Gを中心に、iPhone11にまつわる噂や搭載された新機能について、ご紹介していきます。
iPhone11は5Gに対応するの?
2019年の新型iPhoneは、iPhone11pro、iPhone11ともに、5Gには対応していません。
Appleは現在に至るまで、OSソフトのアップデートにより、様々な機能を遠隔で追加してきました。しかし5Gがそういった形で追加されることは、ほぼありえないでしょう。
なぜなら5Gを利用するためには、機械そのものに対応した仕組みが必要になるからです。
遠隔で機械を組み替えることは、さすがのAppleでも無理そうですね。
現状では、iPhoneの全モデルが5Gには対応できないことになります。
iPhone11で話題になった5Gってそもそも何なの?
そもそも5Gとは、正式に言うと「第5世代移動通信システム」、次世代の高速通信をあらわす言葉です。
現在スマホにおいて主流となっている通信は4Gであり、5Gはそれをより速く、便利にしたものです。
日本ではまだ実装されていませんが、世界各国ですでに運用が始まっています。
では5Gが実装されると、どのような変化が考えられるでしょうか?
もちろん、通信速度は一気に100倍程度に跳ね上がります。それだけでなく、5Gには、「より多くの情報を届けられる」「いろいろな物に同時接続できる」という特徴があります。
より多くの情報を届けられれば、VRなど、大量の通信を必要とする分野が発達します。更に、いろいろな物に同時接続できれば、家電のほとんどを連携させることができるでしょう。
5Gが実装された未来には、VRが家で身近に楽しめるようになっているかもしれません。様々な家電が互いに連携し、帰ると勝手に電気がつき、部屋は良い温度に調節されており、お風呂まで沸いている……こんなことも夢ではないのです。
パーフェクトヒューマンでおなじみの「あっちゃん」こと中田敦彦さんがものすごくわかりやすくYouTubeで解説しているので、興味のある方はコチラの動画もチェックしておくと良いですよ。
現代において、5Gはテクノロジーの進化に欠かせないものと言えるでしょう。
5Gに未対応でもiPhone11は買うべき?見送るべき?
では、今年のiPhone11、見送るべきなのでしょうか?
5Gについて言えば、日本では2020年、東京オリンピックを目途に実装する話が出ています。5Gを一早く体感したいという方には、iPhone11は不向きと言えそうです。
ただし、2020年の5G実装についてはあくまで導入であり、全国で安定的に使えるようになるまでは更に時間がかかると言われています。それを考慮すると、今は最新のiPhone11を購入しておき、5Gが整った頃に対応機種に買い替える、というのも一つの手段と言えそうです。
この記事の中でも、iPhone11の長所やこれからのiPhoneの噂についてまとめていくので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
2020年の新型iPhoneは5Gに対応しそう?
今年のiPhone11は非対応に終わった5Gですが、2020年の新型iPhoneには搭載されるのでしょうか?
確実な答えを知るのはAppleのみですが、可能性は非常に高いと思われます。
先に解説させていただいた通り、あと数年のうちに世界各国で5Gが普及し、あわせてテクノロジーが大幅に進化・変化することが考えられます。
それが「普通」になろうとしている中、iPhoneのみが非対応のままというのは、考えにくいですね。
少なくとも数年以内に、5G対応のiPhoneが発売になることが予想されます。
5G以外でiPhone11の噂に終わった機能まとめ
新型iPhoneの発売前には、いろいろな噂がつきものです。今年のiPhone11にも、5G以外に様々な新機能の噂がありました。ここからは、その噂の中から、実装されなかったものについて、まとめていきます。
5G以外の噂① 充電コネクタの変更は噂に終わった
2018年、iPadproの充電コネクタがType-Cに変更されていたことから、iPhone11も同じようになるという噂がありました。Type-Cに対応すると、高速充電が可能になるなどメリットが多く、すでにMacや最新Androidでの導入が進んでいます。
充電コネクタの変更については賛否両論飛び交いましたが、結局は噂に終わりました。
ただし、iPhone11proに同梱されたケーブルは、充電器側がType-Cに変更されていました。AppleがType-Cを評価しているのは間違いなさそうです。
5G以外の噂② 画面操作は噂に終わった
iPhone11は、2画面操作に対応するとの噂もありました。
画面を2分割し、上下を同時に操作することが可能になるのです。これが実現すれば、画面上半分で動画再生をしながら、下半分でラインに返信もできてしまいます。日常的な使い方が、より便利に進化しそうですね。
さらに言うと、実はこの機能、Split Viewという名称で既にiPadには実装済みなのです。
こちらも有力な噂となっていましたが、残念なことに実装はされませんでした。ただし、今後アップデートなどで対応する可能性も残っています。
5G以外の噂③ 双方向充電は噂に終わった
Appleが発売している商品は、iPhone以外にも、時計型デバイスのApple Watch、ワイヤレスイヤフォンのAir Podsなど、多岐にわたります。実はこれらの商品について、iPhoneの背面で充電できるようになる、という噂がありました。
Apple Watch、Air Pods共に、iPhoneとセットで使う機会が多いでしょうから、出先での充電など、かなり便利になりそうです。
期待する方も多かったようですが、こちらも実現しませんでした。
しかしネット上には、使えるようになっていないだけで機械に機能は組みこまれている、という説も広まっています。今後のアップデートで対応する可能性も、まだ残されているかもしれません。
5G以外の噂④ Apple Pencil対応は噂に終わった
時計、イヤフォン以外にも、Appleはタッチペンも販売しています。Apple Pencilと呼ばれるこちらは、まるで紙と鉛筆のように描けると、プロからアマチュアまで高く評価されてきました。
しかし、今まで一部のiPadのみでしか使用ができなかったのです。
今回そのApple Pencilが、iPhone11でも使用可能になることが期待されていました。実際にネット上では、Apple Pencilの収納機能をつけたケースが先行販売されたほどです。
しかし残念ながら、これも実現はしませんでした。
5G以外の噂⑤ 指紋認証の再登載は噂に終わった
以前のiPhoneではおなじみの機能であった指紋認証機能。ホームボタンの廃止とともに一度は姿を消しましたが、実は再登載の噂がありました。
では一体、ホームボタンがなくなったiPhoneの、どこで指紋認証をするのでしょうか?
答えは、画面全体です。現在の顔認証と併用して、画面のどこでも指紋認証ができるようになるというのです。
こちらも噂に終わりましたが、実装は2021年である、という具体的な話も出回っています。
iPhone11で搭載された魅力的な機能まとめ
噂に終わってしまった機能も多くありますが、もちろん、今年のiPhone11には、新たな機能が多く搭載されました。
それでは最後に、iPhone11に実際に搭載された、魅力的な新機能をいくつかご紹介していきます。
搭載された機能① ナイトモードが搭載された
iPhone11には、待望のナイトモードが搭載されました。
今までのiPhoneは、夜間撮影に弱点がありました。他のAndroidなら撮れるシーンが、iPhoneでは撮れないことも、珍しくなかったのです。
しかしナイトモード搭載のiPhone11ならば、夜景も花火も、しっかり美しく撮影することができます。
手動の調節はほとんどいらず、シャッターを押して数秒構えておくだけ。この気楽さも、嬉しいポイントと言えるでしょう。
搭載された機能② 広角カメラが搭載された
今年のiPhoneシリーズは、全て2つ以上のメインカメラを搭載しています。iPhone11では、写真撮影の際、前年度までのiPhoneと比べて、4倍の空間を写せるようになりました。
広い空間を写せるようになれば、集合写真も、景色をバックにした記念撮影も、より簡単に、見たままに撮影できるようになります。
旅行の際、もう大きなカメラはいらないかもしれません。iPhone11でどれほど素敵な写真が撮れるか、ぜひ試してみてください。
搭載された機能③ 最新チップが搭載された
Phone11には最新のA13Bionicチップが搭載されており、去年のモデルよりも約20%処理速度がアップしました。
処理速度が速いということは、グラフィックの美しいゲームもサクサク、複数のアプリを同時にたちあげても、スムーズに動きます。操作にスマホがついてこないというイライラも、ほぼなくなるでしょう。
もともとiPhoneは、中身と機械本体を同じApple社がつくっており、動きが良く使いやすいことで人気がでました。その強みを更に強化したのが今年のiPhone11なのです。
搭載された機能④ 進化した防水機能が搭載された
iPhone11は、去年のモデルであるiPhoneXRと比較して、2倍の防水性能を搭載しました。
具体的にどの程度か、気になりますよね?
iPhone11は、深さ2mの真水に30分放置しても、問題なく動いてしまうのです。
これはIP68と呼ばれる防水等級であり、防水に強いと有名なXperia1などと同等級です。現状のスマホにおいては、ほぼ最高級の防水性能と言えるでしょう。
iPhone11なら、雨の日にも炊事の途中にも、安心してスマホの操作ができそうですね。
搭載された機能⑤ 空間オーディオが搭載された
最後にスピーカーについての新機能をご紹介します。iPhone11のスピーカーは、空間オーディオに対応しました。
この空間オーディオ、音をより立体的に、臨場感を持って届ける機能です。
例えば、映画館を想像してみて下さい。画面の中の登場人物の移動にあわせて、話し声も左右に移動して聞こえてきます。この臨場感と迫力を求めて、映画館に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか?
これをスマホで再現してしまう。これが空間オーディオスピーカーなのです。
スマホで動画再生する際も、より手軽に、迫力ある音を楽しめそうですね。
まとめ iPhone11はこんな人におすすめ
いかがでしたでしょうか?
5Gには対応しておらず、噂は多くあったものの、未登載に終わったものもあるiPhone11。
5Gだけにこだわるならば、来年のiPhoneの発表を待つべきかもしれません。ですが、前にも解説した通り、5Gが一般に普及しゲームなどが発展するのは、数年後になる可能性が高いです。
更にiPhone11は、最新チップ、高性能防水・進化したカメラ・オーディオ機能と、基本性能が底上げされています。
特に一段と進化したカメラは、写真やSNSが趣味の方にも、きっとご満足いただけるでしょう。
高性能なiPhone11。気になった方は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?