今日は限界突破WiFiが2020年4月1日に実施したアップデートについて解説していきます。
アップデートの内容は以下の通りです。
4月1日のアップデート内容
- 接続用のQRコードが表示される
- データ容量節約の初期値を「無効」に
- 通信機能の最適化を実施
- Googleマップ起動時の動作のスムーズ化
- バッテリー残量を%で表示
- システムエラーが発生しないよう改善
- 海外利用がシンプルになった
アップデートによって改善されることもあれば、改悪されてしまうこともあるのですが、今回のアップデートは改善されたと思っていいでしょう。
それでは、アップデートの内容を詳しく解説していきます。
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限界突破WiFiが2020年4月1日に実施したアップデート内容を解説
限界突破WiFiが2020年4月1日に実施したアップデートを紹介します。
接続用のQRコードが表示される
4月1日のアップデートによって、接続用のQRコードが表示されるようになりました。
アップデートされる前は、QRコードが無いのでパスワードを手入力で入力して接続するという流れでしたが、QRコードを読み込むだけで接続できるようになったので、非常に便利になったなと感じています。
小さなことかも知れませんが、ほとんどの方にメリットのある嬉しいアップデート内容の一つと言えますね。
データ容量節約の初期値を「無効」に
データ容量節約の初期値が「無効」になるようにアップデートされました。
アップデート前はデータ容量節約の初期値が「有効」になっていました。
このデータ容量節約という項目ですが、有効になっているとApple Storeでアプリがインストールできないなど、日常的に若干不便があります。
アプリをインストールするためにデータ容量節約を無効に変更しても、端末を再起動させると有効に戻ってしまうので、多くの利用者の方が不便だと感じていました。
そんなデータ容量節約の初期値が「無効」になったことは、改善に当たるアップデートだったと思います。
通信機能の最適化を実施
通信機能の最適化については、クラウドSIMサーバーのチューニング結果を最適に端末で適応できるようになったという内容ですが、正直なところ体感で何かが良くなったと感じる部分ではなさそうです。
もう少し例えを出すなど、普通の人にもわかりやすい解説をしてくれるとありがたいなとは思いますが、より良い環境で利用できるようにしてくれたのであろうと言うことですね。
Googleマップ起動時の動作のスムーズ化
Googleマップを起動させる際の動作がスムーズになったということです。
こちらも体感で「スムーズになったなぁ」と感じるほどの違いを感じませんでしたが、言われてみればスムーズになったかもとは感じました。
少なくとも起動が遅くなったなどの改悪にはなっていないので、アップデートとしては成功した内容かと思われます。
バッテリー残量を%で表示
アップデートにより、バッテリー残量の表示が「%」で表示されるようになりました。
以前は限界突破WiFiの裏技として紹介されていた電池の%表示でしたが、今回のアップデートによって裏技を知らない方も標準で%表示になったということの様です。
やはり電池残量は%で表示されていた方が安心感があるので、こちらもユーザーが喜ぶ改善だと感じました。
システムエラーが発生しないよう改善
アップデートの内容には、システムエラーが起きないようにという改善があったようです。
ただ、僕的にはシステムエラーがあると感じたことが無かったので、「そうなのかぁ」という感じです。
しかし、ツイッターを見ていると、限界突破WiFiを使っている方が「エラーになる」などのツイートをしているので、端末によってはエラーが出ていたようです。
限界突破WiFi使えないかも。
この時間で接続エラーになる。
今後の課題だな!— めんどう「猫の生活が第一」「本当は寝ていたい」 (@mendou5010) October 23, 2019
僕自身が体験したことではないですが、エラーが出ていた方にとっては嬉しいアップデートになっているようですよ。
海外利用がシンプルになった
4月1日のアップデートによって、海外利用の料金や使い方が変わりました。
まずは海外での接続方法ですが、以前は海外で多少設定をする必要があり、若干手間だなとj感じてしまう部分ではありました。
しかし、4月1日のアップデートによって、利用したい国で限界突破WiFiの電源を入れると、自動的に使えるように改善されました。
なれない海外に行って、慣れない設定をしなければいけない部分は限界突破WiFiのデメリットだったため、接続が自動になったことは大きな改善だったと思います。
ただ、以前は設定が必要だった分、自分でプランを選べるというメリットがあり、より安い料金プランを使うことができていました。
しかし、今回のアップデートによってプランは自動で決まることになり、最安値だった1日300MBのプランは使えなくなり、真ん中のプランだった1日1GBのプランと自動で接続するようになりました。
それでも、ライバルWiFiと比べるとまだ安いなという印象なので、相変わらず海外でも使う予定の方にとってオススメしたいモバイルWiFiとなっています。
以上が2020年4月1日に行われたアップデートの内容です。
より使いやすくなった改善アップデートとなっているのと、社長が「今後ももっと良いサービスにしていく」とYouTubeで話していたので、これからもっと良いサービスになっていくことも期待できそうですよ。
お時間のある方はこのまま読み進めていただけると、限界突破WiFiが過去にアップデートを実施した詳しい内容や、動画を交えながらの改善状況の確認ができますよ。
限界突破WiFiが過去にアップデートを実施した背景
まずは限界突破WiFiがアップデートを行うことになったきっかけともいえる「トラブル」の内容について確認しておきましょう。
トラブルの内容は大きく分けると以下の3つになります。
3つのトラブルの内容
- 限界突破WiFiの回線切断トラブル
- 限界突破WiFiの超低速トラブル
- ルーターの挙動がおかしい!?
それでは詳しく解説していきます。
限界突破WiFiの回線切断トラブル
最も利用者に迷惑をかけたトラブルとしては、回線が切断されるという現象が起きていました。
速度が遅くなるならまだ許せるという声はありましたが、切断されてしまうのは本当に勘弁してほしいという口コミが多く見られましたね。
初動で炎上してしまったMugen WiFiもなかなかのものでしたが、限界突破WiFiの切断トラブルも「このままなら解約せざるを得ない、使えないんだから解約金はいらないよな?」という声も聞きましたね。
限界突破WiFiの超低速トラブル
限界突破WiFiには超低速になてしまうというトラブルがありました。
速度制限であれば仕方ないですが、制限されるような使い方をしていない方でも超低速になるという現象でした。
ちまたでは「速度制限あるんじゃん!詐欺!」と騒ぎになっていましたが、速度制限ということではなく、クラウドSIMサーバー側に問題があったのではないかと言われています。
現に後日行われたアップデートではクラウドSIMサーバーのシステムアップデートが行われたので、システム面でのトラブルが起きていたという考えで間違いないかなと思われます。
ルーターの挙動がおかしい!?
限界突破WiFiには、ネットに繋がらないというトラブルや、ルーターの電源を一度切ると繋がらなくなるというトラブルも発生していたようです。
小さな部分では画面上の累積通信量が更新されなかったり、通知音の不具合があったりなど、細かい部分で不具合が起こっていました。
他には、不具合というよりも「バッテリー残量を%で表示した方が良いのでは?」というより良くなて欲しいという意味での不満も出ていたようですね。
他にも、気になる口コミについて調査してレビューしているので、もっと口コミを知っておきたいという方はこちらの記事もご確認下さい。
-
限界突破WiFiのリアルレビュー!7項目の口コミ・評判の真相を追及!
こんにちは、モバイルWiFiや光回線など、気になることは実際にレビューをしてYouTubeでも紹介しているかず店長です。かず店長 今日は限界突破WiFiの口コミの事実確認をするために、口 ...
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限界突破WiFiが発表したアップデートの内容
さて、上記のような限界突破WiFiの不具合・トラブルを改善するために、公式にアップデートを行うという発表が11月27日にありました。
行われたアップデートの内容は以下の2つです。
2つのアップデート
- クラウドSIMサーバーのシステムアップデート
- 限界突破WiFi端末のシステムアップデート
具体的にアップデートがどのような内容だったのか確認していきましょう。
クラウドSIMサーバーのシステムアップデート
アップデートの一つ目は「クラウドSIMサーバーのシステムアップデート」です。
2019年11月28日に実施され、改善した内容は以下の2点となっていました。
システムアップデートの内容
- 通信が頻繁に切断される
- 通信速度が極端に遅くなる
このアップデートを公表したことで、「通信が頻繁に切断されていた」ことと「通信速度が極端に遅くなる」ことを公式に認めたことになりました。
この不具合は企業的には隠しておいて、利用者が気づかない間にひそかに改善してしまうというのも選択肢にはあったはずです。
しかし、限界突破WiFiはこのトラブルを認め、そして改善するための行動を起こしているので、隠す企業と比べて非常に好意的に思える判断だったと感心しました。
限界突破WiFi端末のシステムアップデート
二つ目のアップデートは、限界突破WiFiの「端末のシステムアップデート」です。
改善内容は以下の6点です。
端末のシステムアップデートの内容
- 累積通信量が更新されない現象を改善
- バッテリー残量を%表記で表示
- 通知音の不具合を改善
- 通信機能の最適化
- Wi-Fi接続用のパスワードを簡素化
(パスワードが変更されます) - その他システム上の改善
アップデートは2019年12月(予定)となっていて、実際のアップデートの日程までは明記されていません。
では、すでにアップデートは実施されたのでしょうか?
実施の有無を確認するために最もわかりやすい点として「バッテリーの%表示」があります。
端末を見てみて電池残量が「%」で表示されていればアップデート済みということになりますからね。
現在の限界突破WiFiの電池残量の表示はこちらです。
バッテリーが「%」の表示になているので、端末のアップデートが実施されたということが分かりますね。
12月時点での口コミでは「改善されていない」との声が
「限界突破WiFiの端末のシステムアップデート」については12月のどこかでの実施でしたから、12月時点で端末関連のトラブルは改善していなくても仕方ないかと思います。
しかし、「クラウドSIMサーバーのシステムアップデート」に関しては11月28日に実施となっているので、「クラウドSIMサーバーのシステムアップデート」に関連した不具合は12月時点で改善しているべきかと思います。
そんな中で、12月になっても「アップデートの効果がなかった」という口コミを多数見つけました。
限界突破WiFi
すこぶる調子が悪い(ToT)
インターネットに接続されていません。ってなる時も。
遅いよ〜
早くなれ〜 pic.twitter.com/QfWMwk9xRV— mira (@M35787722) December 6, 2019
限界突破WiFiですが、悩んだ末、
解約することにしました(^^;契約当初よりはだいぶ品質改善したのですが、私の環境では、突然1Mbps以下になる現象(動画やアプリのレスポンスが悪くなる現象)が度々発生していて、端末交換して1カ月様子見してたのですが改善しなく(>_<)
アプデ前の解約すんません! pic.twitter.com/WMDlltylNA
— ぱぱし (@koukunspapa) December 21, 2019
考えられる仮説としては、大型アップデートを行ったのは11月28日でしたが、それだけでは改善しきれずに、細かいアップデートを行い最終的に安定させたということかな?と、僕は勝手に仮説を立てています。
事実は中の人の中でも一部の人のみぞ知るという内容かと思います。
改善までの過程も大切ですが、ほとんどの利用者にとっては「過程よりも実際に改善できることが重要!」という声が大多数です。
改善できたのかどうかは検証を行っているので、次の項目でお伝えしていきますね。
2020年2月時点での限界突破WiFiの状況は快適?不快?
さて、ここまで不具合と改善のためのアップデートの内容を紹介してきましたが、重要なのは「今現在で不具合が改善されているのか?」ということですよね。
当サイトでは動画撮影も行いながら限界突破WiFiについてレビューしてきましたので、その時の経験から不具合が続いているのか、それとも改善されたのかをお伝えしていきます。
具体的に検証した内容はこちらです。
確認した改善状況
- 9時間半のライブ配信に成功!
- スピードテストで速度の安定を確認!
- 1日30GB以上のデータを使って速度制限を確認!
それでは詳しく紹介していきます。
ライブ配信で途切れずに9時間半の連続配信に成功!
以前行ったYouTubeのライブ配信の内容に、「限界突破WiFiは15時間持つのか?」という検証がありました。
その時の検証では、2台同時に通信しっぱなしという高負荷をかけた状態で電池の持ちを調べましたが、結果としては9時間半の間通信は途切れずにYouTubeのライブ配信を成功させました。
この時の検証で分かったことには、2台同時接続でもかなり電池は持つということがメインでしたが、隠れたデータとしてYouTubeのライブ配信という負担の大きな通信ができたということと、9時間半も途切れずに通信し続けたという記録が残りました。
頻繁に通信が途切れるという状況のままでしたらこのレビューは成功していませんので、頻繁に通信が途切れるという不具合は改善していると判断して良いと思います。
スピードテストで30Mbps以上が出るなど安定!
限界突破WiFiのスピードテストを複数回行いましたが、その都度20Mbps~30Mbps程度の速度を記録しています。
上の動画のようにシンプルに速度測定をしたこともあれば、時には限界突破WiFiで8台同時接続をした状態での速度をレビューしてみたり、パソコンのオンラインゲームがプレイできるのか?という検証まで行ってきました。
その都度、超低速どころか30Mbps前後の速度を出してくれているので、超低速になるという現象も改善していると思われます。
1日で10GB以上のデータを使うと低速制限になる
限界突破WiFiは、速度制限が無いという魅力がありました。
しかし、「メーカー等供給元からの突然の条件変更」により、1日10GB以上の利用で、その日のうちは128Kbpsの超低速になるという内容に変更されました。
※2020年4月1日より
今までソフトバンク回線ばかりと繋がるという声が多かったクラウドSIM系のWiFiでしたが、最近ではすっかりau回線がメインで繋がるようになっています。
#限界突破WiFi
本日、時間経過とともに各地で速度計測してみた。深夜から午前中はau、午後になってソフトバンクに繋がった。どちらも速度は良好😆 pic.twitter.com/2ES4CwUrmL— #31_RANGER (@bqkdf345) April 4, 2020
限界突破WiFiのアップデート まとめ
限界突破WiFiは、大型アップデートを行わないといけないほどの不具合が発生していました。
しかし、アップデートを行うことを公式に発表し、そして改善させたということで、今利用しているユーザーの満足度は回復しています。
特に隠れてこそこそ改善を目指したのではなく、正直に不具合を認めてアップデートを行ったということが、非常に誠実な対応として高評価を受けています。
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