今日はどんなときもWiFiが繋がらない通信障害の結果、4月8日以降に返金・解約金免除を行うことになったという出来事についてお伝えします。
どんなときもWiFiが繋がらない！通信障害で返金・解約金免除～現在まで
どんなときもWiFiのサポートセンターからの通知内容
2020年3月30日、どんなときもWiFiの公式サイトにて「サービス復旧時期と今後の対応に関するお知らせ」が発表されました。
内容としては、休止措置は3月31日までで、4月1日より再開となりますという内容と、基本料金の返金に関するものでした。
結局のところ、休止と返金で逃げ切ったのか…と残念に思っていましたが、中盤まで読み進めていくと「万が一、4月以降も障害が継続してしまったお客様へ」という内容が書かれていました。
そこには、2020年4月1日午前0時以降も障害が続いている方は、解約手数料を免除するという内容の文言が書かれていました。
この通知には、解約金が免除される対象の方の条件も書かれていました。
どんなときもWiFiの解約金が免除される対象者の条件
解約金が免除される条件の方は、2020年4月1日の午前0時以降に通信障害が発生している人が対象で、2つのケースで解約金が免除されます。
1つ目のケースとしては、1週間で2回以上、30分以上連続で384Kbps以下になった場合です。
ユーザー的には1回の通信障害でも解約したいところですが、1週間で2回以上の通信障害が起きる必要があるという条件となっています。
2つ目のケースは、3時間以上384Kbpsの低速状態が続いた場合、解約金が免除される対象になるという条件です。
こちらのケースでは、1回でも3時間以上の低速が起きた場合に適用されます。
解約金免除のケース
- 1週間で2回以上、30分以上連続で低速（384kbps以下）になった場合
- 3時間以上の低速（384kbps以下）が一度でも発生した場合
2020年4月1日以降にどちらかの通信障害が発生した場合は「無償解約申請フォーム」から解約可能になります。
現在は、一定の期間が経過したことからか、無償解約受付フォームでの受付は終了しています。
どんなときもWiFiを解約金無しで解約するための申請フォーム
通信障害により無料解約を希望する方は「無償解約申請フォーム」から解約の手続きを行います。
「無償解約申請フォーム」は4月8日以降に解約の申請ができるようになります。
4月8日以降にこちらのリンクから無償解約を申請しましょう。
どんなときもWiFiを解約した後は、どんなときもWiFiに代わるモバイルWiFiを用意する必要が出てきます。
しかし、コロナの影響でテレワーク・リモートワークを行う方が急増し、他のモバイルWiFiでも通信障害にならないかと心配ですよね？
そこで、次の項目では「どんなときもWiFiよりも利用者が少ないうえに、現状で通信障害になっていないモバイルWiFi」をいくつか紹介します。
どんなときもWiFiの代わりのモバイルWiFi選びの参考にして下さい。
どんなときもWiFiの2020年5月21日現在の状況
どんなときもWiFiは、一部ユーザーに月間25GBという制限を付けるのとともに、乗り換えを想定して上限10,000円までを負担するという案を、個別でメールしています。
25G組です。どんなときもwifi動かん。ノートPCでGoogle検索すら出来ない状況。先月のメール内容の補償プラン詳細の中で、※通信量は毎月1日0時にリセットされますと謳っているのに、全く改善されない状況。一刻も早くメールか何かで原因のアクションが欲しい。#どんなときもwifi pic.twitter.com/Yxc8yCazLE
— ゆう@♨ (@onsentarou0301) April 30, 2020
メールが届いた一部ユーザーにとっては、月間25GBは一瞬で使い切るデータ量なので、実質他社への乗り換えを促しているのが現在の状況です。
新規受付は当然中止しています。
どんなときもWiFiに代わる「現状通信障害の無いモバイルWiFi」
1つのサービスに絞ってしまうと、そのサービスがパンクして通信障害になってしまう可能性が高くなります。
そのため「こんな方にはこのモバイルWiFi」という内容を紹介し、利用者が1ヵ所に固まらないようにしています。
どのモバイルWiFiも、ロックダウンなどで配送されなくなる可能性があります。
どんなときもWiFiからの乗り換え者が多いタイミングなので、申し込みが遅くなるほど端末不足で契約できなくなります。
ゆっくり検討している時間は無い状況なので、ある程度妥協してでも早めに申し込むようにしましょう。
現状コレ1択！ THE WiFi
無制限系のモバイルWiFiは、利用者が多いサービスほど新規受付を中止しています。
今までに契約していた方が一斉にテレワークなどで利用し始めたため、回線がパンク状態になっているようです。
そんな中で、かろうじて申し込み可能な無制限系のモバイルWiFiが「THE WiFi」という加藤浩次さんがイメージキャラクターのモバイルWiFiです。
速度は最大150Mbpsなので、どんなときもWiFiと同等のものとなっています。
エリアに関してはクラウドSIMを採用しているので、どんなときもWiFiと同じです。
月額は3,480円と安いうえに、途中で値上げしない定額なので、どんなときもWiFiよりも安い料金設定です。
今のタイミングで無制限系のモバイルWiFiが必要なのであれば、THE WiFi以外は考えられないくらいの状況です。
しかし、5月前半では申し込みから1週間程度で配送可能でしたが、5月中旬には2週間程度待つことになり、現在では1ヶ月待ちとなっている状況です。
それだけ人気ということですが、ゆっくり検討していると他のWiFiと同じように新規受付中止になる可能性が高いです。
モバイルWiFiが必要な方は、受付可能な今のうちに、急いでTHE WiFiを申し込むようにしましょう。
※2020年5月21日時点では最もオススメ※
社長の誠意を感じた！ 限界突破WiFi
どんなときもWiFiからの乗り換え先として、一番に紹介させていただくのが「限界突破WiFi」です。
どんなときもWiFiと同じく無制限系のクラウドSIMを採用していて、2020年4月時点でも通信障害なく利用できています。
速度については僕のツイートでも紹介しました。
限界突破WiFiの4月2日時点の速度です。
以前よりも速度は落ちていますが、それでも安定して繋がっています。 pic.twitter.com/fBDseHiCqF
— かず店長（通信のパパ） (@Kaz_log_kaz) April 2, 2020
限界突破WiFiも、どんなときもWiFiと同じ無制限の使い放題でした。
しかし、現状は プランの変更を余儀なくされています。
現状のプラン
- 1日5GBまで高速通信
- 1日5GBを超えると下り4.0Mbps / 上り 1.0Mbpsに制限
- 1日10GBを超えると128Kbpsに制限
- 通信量は毎日24時にリセットされる
プランが変更となったことで、かなりの不満と不信感が生まれました。
そんな中でも個人的に好感が持てた点としては、社長が出てきて謝罪したことです。
全世界の非常事態なので「しょうがないじゃん」的な考えで、社長なんて出てこなくても何とかなるといえば何とかなります。
そんな中でも、限界突破WiFiは社長が今回の経緯について話し、謝罪をしています。
この姿勢がある限り、限界突破WiFiは今後も期待できるサービスだと確信しています。
そのため、どんなときもWiFiからの乗り換え先の候補として1番に紹介させていただきました。
※2020年5月21日現在は受付中止※
とにかく安くしたい！ Mugen WiFi
どんなときもWiFiの代わりになるモバイルWiFiとして、Mugen WiFiもオススメできるサービスです。
どんなときもWiFiの通信障害が発生した時点で、次の乗り換え先はMugen WiFiだと考えていた方も多いようです。
しかし、Mugen WiFiの欠点として、端末欠品による配送遅れが頻繁していることがあげられます。
そのため、急いでモバイルWiFiが必要という方にはオススメできない状況になっています。
しばらくはモバイルWiFiが無くても大丈夫！という緊急性の無い方であれば、安く使えるので申し込む価値ありです。
即日発送してほしい！ よくばりWiFi
一日でも早くモバイルWiFiが必要という方は、よくばりWiFiがオススメです。
よくばりWiFiは即日発送を売りにしているモバイルWiFiなので、手元に届くのが速いというメリットを持っています。
安さが売りのMugen WiFiよりは200円程度高いですが、限界突破WiFiよりは50円安く利用できます。
限界突破WiFiやMugen WiFiと比べて知名度が低いので、込み合いすぎての遅延になるリスクが低いという点が、現在ではまさかのメリットとなっています。
1日でも早く利用したい！という方には最適な選択となっています。
どちらのサービスを選ぶにしても、ロックダウン的な規制によって新規受付ができなくなる可能性があります。
そのため、モバイルWiFiが必要な方は、大至急申し込んでおきましょう。
| 現状でのモバイルWiFiの選び方 | |
| 社長が誠実 | 限界突破WiFi |
| 安さが売り | Mugen WiFi |
| 配送が速い | |
どんなときもWiFiが繋がらない通信障害が発生！塩対応に大炎上！
炎上理由① 通信障害なのに解約できない
どんなときもWiFiが炎上した理由としては、通信障害の状態で使えないのに、解約すると違約金が必要になるということがありました。
「使えないならせめて無料で解約させてくれ」という声がSNSを中心に多発しました。
新型コロナウイルスの影響でテレワークや在宅勤務を行うことになり、今こそネット環境が必要という状況で通信障害が出ているのであれば、他の回線を契約するしか選択肢がありません。
しかし、どんなときもWiFiが解約できなければ、2回線分契約している状態になってしまいます。
後になってどんなときもWiFiが「通信障害が終わったのでこのまま使ってください」と言われてしまったら、どちらかを解約金を支払って解約することになってしまいます。
そのため、使えないならせめて無料で解約させてほしいと炎上しました。
炎上理由② コールセンターがパンク状態
どんなときもWiFiが炎上した理由として、状況を確認したくてもコールセンターに繋がらなかったことがあげられます。
通信障害の状況について聞きたくても聞けないし、無料で解約させてほしいというむねを伝えることも出来ない。
この「聞けないし言えない」の状況が続いたことで、利用者の怒りが爆発しました。
そこで、どんなときもWiFiは3月19日にコールセンターのスタッフを増やして、サポートセンターの受付時間を長くするという対応をしました。
しかし、それでもコールセンターが繋がらない状況が続いたことで、利用者の不信感は大きく膨れ上がってしまいました。
さらに、まだ通信障害が改善されていない状況でコールセンターの受付時間を通常時に戻してしまいました。
<サポートセンター受付時間延長終了のお知らせ>
サポートセンターの受付時間を一時的に延長しておりましたが4/1(水)より延長を終了させていただきます。
【受付時間】11：00～18：00(月～土)
【サポートセンター】0120-048-277https://t.co/sY3Cd1PaSc— どんなときもWiFiお客様サポート (@donfi_support) March 31, 2020
「今戻すなよ！まだ延長しとけよ！」という怒りに触れてしまいました。
炎上理由③ 4月1日からの改善に失敗した
どんなときもWiFiが炎上した理由として、4月1日からの改善に失敗してしまったことがあげられます。
どんなときもWiFi 昨日電話で話したけど
完全復旧するはずも無かったのに
何故4月1日と日付指定までして発表したのか
聞いたら日付決めた方が誠意が伝わると思ったから
と返答された#どんなときもWiFi #どんなときもWiFi被害者の会#どんなときも繋がらないWiFi#どんなときもWifi通信障害— mayachan (Cyaru) 👻 @あ (@MaYa_Yuser) April 1, 2020
4月1日まで待てば改善されると信じていたユーザーとしては、裏切られたことに対して怒りが湧いても仕方ありませんよね。
では、4月に入ってから、改善した方と改善していない方の割合はどのくらいになっているのでしょうか？
気になっている方が多いので、ツイッターでアンケートを行ってみました。
4月になって、どんなときもWiFiの通信障害が改善されたのか？
気になっている方が多いようなので、アンケートを実施したいと思います。
どんなときもWiFiは、現在使えるように改善されましたか？
— かず店長（通信のパパ） (@Kaz_log_kaz) April 2, 2020
このような状況なので、一気に乗り換えをするユーザーが増えたという流れになってしまいました。
どんなときもWiFiは利用者が非常に多いモバイルWiFiなので、一気に乗り換えが行われてしまうと、乗り換え先のモバイルWiFiがなかなか手元に届かないというトラブルが発生します。
Wi-Fi環境が必要な方は、少しでも早く申し込んで、確実にWiFiを手に入れるように行動しましょう。
| 現状でのモバイルWiFiの選び方 | |
| 社長が誠実 | 限界突破WiFi |
| 安さが売り | Mugen WiFi |
| 配送が速い | |
どんなときもWiFiが繋がらない通信障害の経緯
どんなときもWiFiの通信障害の経緯を、通信障害当初から時系列で紹介しています。
かなり簡潔に要点だけをまとめているので、詳細は公式サイトにて確認しましょう。
2020年2月の通信障害
2月21日
夕方から通信トラブルが発生。
キャリア側のトラブルと発表される。
再起動で改善すると案内される。
2月25日
18：00には概ね復旧したとのこと。
26日には全て解消する予定という案内あり。
「通信不具合対応申請フォーム」が用意された。
2月27日
大幅な回線増強を実施。
2月28日
「新型コロナウィルスの影響により、通信設備の入荷が遅れており、追加の増強が出来ない状況」
3/1を目途に解消する見込みの案内あり。
通信料の減額や違約金の免除を視野に入れ協議中との発表。
2020年3月の通信障害
3月2日
3/1(日)に完全復旧したとの案内あり。
利用者への対応として、
①契約をご継続頂ける方に対し、次月の月額料金1ヶ月分を減額
②契約解除をご希望されるお客様の違約金を免除
と発表。
3月5日
3月18日
一般的な使い方をしている方からの「速度が著しく遅い」「遅くて使えない」等の問合せが多数あることを発表。
2月末の不具合とは性質が違い、原因の特定が難航しているとのこと。
3月19日
別の通信障害が発生していることを確認。
一部の大容量通信をしている方を対象に速度制限と案内。
サポートセンターの受付時間を一時的に延長する。
3月20日
「調査依頼申請フォーム」を設置
回線提供を受けている、パートナー会社より下記のような回答があったとのこと。
- 一部のキャリアからのSIMカードの提供がストップしており、SIMの増強に遅延が生じている。
- SIMカードを動かす為の設備の製造および発送が停止、遅延している。
①については、キャリア全体のデータトラフィック(通信量)の増加が想定されます。
②については、新型コロナウィルスの混乱による影響となります。
十分なデータ量の確保ができていない状況にあると弁解。
SIMカード不足が引き起こした容量不足が原因と説明。
3月21日
復旧見込みは4月上旬と案内。
3月末までの一時休止受付を実施。
【調査依頼申請フォーム】に関しては閉鎖
【回線休止申請フォーム】を設置
3月22日
問題なく利用できている方もいれば、障害の影響で利用できていない人もいると発表。
《回線休止に関する注意事項》の案内あり。
3月23日
サポートセンターの受付時間が7:00～0:00に延長時間を短縮。
＜受付時間＞
- 10：00 ～ 19：00 (月～土)
- ※通常受付時間 11:00～18:00に変更
3月24日
月額料金の免除期間を拡大することを決定。
回線休止の開始日に関わらず、「3月16日から再開前日まで」の日割り料金を免除。
改善が4月1日に間に合わない可能性も発表。
3月30日
4月1日よりコールセンターの延長を終了と案内。
＜受付時間＞
11：00 ～ 18：00 (月～土)
万が一、4月以降も障害が継続してしまった方へ
- 3月と4月の基本料金2ヶ月分を返金
- 上記に加え、解約手数料（違約金）を免除にて解約
と、解約手数料免除の案内あり。
2020年4月の通信障害
4月3日
謹告
4月中に改めて経緯の詳細、全ての利用者に対しての更なる補償対応の内容などを順次発表するとのこと。
| 現状でのモバイルWiFiの選び方 | |
| 社長が誠実 | 限界突破WiFi |
| 安さが売り | Mugen WiFi |
| 配送が速い | |